株価の下落が留まるところを知りません。
日経平均はついに2万円台を割り込みました。
米国市場も軒並み下げています。
スマホの米国株アプリにseeking alphaというのがあります。
米国企業情報がタイムリーに分かるアプリ、マジで重宝します。
このアプリの凄いところは、市場開始前にPRE価格が掲載されていて、おおよそ、その日の株価が上がるのか下がるのかが検討つきます。
アプリの株価をチェックしていると、月曜から始まる米国市場はさらなる下げを示していいました。
特に注目したのはテスラ株です。
先週からさらに10%程度下げてます。
一時は900ドル付近までいったのでコロナショックも相まって30%程度下げています。
バッテリーメーカとして覇権をとりつつあるテスラモーター。
世界の名だたる自動車メーカーに対して、独自のイノベーションでEV、自動運転をリードしていってます。
昨年の10月頃に買いの検討はしてたのですが、結局買わずじまい。
米国株ポートフォリオ公開(10月度)
その後、昨年末からの急上昇は米国株に興味があるひとなら誰でも注目する銘柄です。
それがコロナショックで最高値の30%付近にまで落ち込んでいます。
テスラに買いを入れます。
指値なので約定しないかもですが、急落真っ只中のテスラを掴みたいです。
最近の株価急上昇で、時価総額はトヨタに次ぐ規模にまでなってますが、米国会社四季報で調べると注目したい内容がありました。
株主構成ではイーロンマスクは19.5%も保有しており筆頭株主に君臨してます。
トヨタに次ぐ時価総額なのに株主構成がバンガードなどの機関投資家ではなくイーロン個人が筆頭なのが凄いですね。
会社従業員規模も5万人の大企業。CEOでもあり筆頭株主であるイーロンが会社の未来を背負ってます。
車のEV化自動運転化は、テスラのおかげで予測されているよりか早く進行しています。
EV車が内燃車の価格までに迫ってきており、自動運転も実用化に近づきつつあります。
量産化には、ほど遠かったテスラでしたが昨年からコミット通りの量産化を世界で実現させて株価が反応しました。
運悪くコロナショックでダダ下がりになってますが、長期的にみればテンバガーもありえそうな企業です。
名著【株式投資の未来】ではこんな章があります
成長すなわちリターンにあらず。
成長セクターに潜む罠として、警鐘をならしてます。
自動車セクターは成長セクターでしょうか?
私の答えはノーです。
GMやフォードの株価をみれば成長していないのがわかりますし、日本の自動車メーカー株もトヨタを除き、過去数年に渡り冴えない株価です
自動車セクターは冴えませんが、テスラは別次元の企業です。
イノベーションは単体で魔法のようにすべてを解決できるものではありませんが、バッテリー技術にこれまで以上に集中し改善を重ねて最終的に市場に浸透していくプロセスをテスラはやってのけるでしょう。
バッテリー技術と自動運転に関して顕著にイノベーション技術を見せてくれるテスラは長期保有したい銘柄です。