先週末は今シーズン一番の寒気が入りました。
北日本は例年にも増して寒波が到来してドカ雪が降っている地域もありますが、西日本、中国地方に目を向けると今年は完全に雪不足です。
広島・島根・鳥取を含めた中国山地は比較的積雪が豊富でスキー場も多く点在しています。
今シーズンの一番の寒気と土日が重なったおかげで、幼少のころからスキーに親しんだ私にとっては、いてもたってもいられません。
スキーやスノボなどのウィンタースポーツを楽しむ方にとっては、寒波到来の予報は不謹慎ですがワクワクするんです。
広島でふかふかのパウダースノーを愉しめるタイミングは限られています。
日曜日は早起きして、自宅から車で90分程度のスキー場にいって、つかのまの極上雪でスキーを愉しみました。
極上の雪質を味わえるのはごくわずかな時間で、昼過ぎになると気温も上がってすぐに雪が緩んで重くなってしまいます。
広島でも極上の雪質は楽しめはしますが、タイミングを狙わないとなかなか難しいんです。
天気のおかげで日曜日は良いスキーを満喫できました。
学生時代の時の先輩と滑ったのですが、どちらもよいおっさんでサラリーマンです。
リフトとかの会話の中で、スキー事業って儲かるんかねぇみたいな話で盛り上がってました。
スキー事業と言えば日本スキー用開発【6040】に投資しています。
ここ10年以内に上場した会社で経営陣はとても若い人たちです。
スキー事業にしては経営状況も悪くなく順調に利益を伸ばせている会社です。
中身をみると一年を半分の時期に分けて、ウィンターシーズンとグリーンシーズンでそれぞれ事業を展開しています。
特にグリーンシーズンを強化して様々な事業活動を積極的に行っているのは納得です。
冬のスキー事業は天候のリスクが非常に高いです。
経営規模の小さい会社はやっていけないです。残念なことに今年広島のスキー場が経営破綻して閉鎖になりました。
日本スキー場開発は、グリーンシーズンの事業を強化することで収益の安定化を計っています。
スキー場のリフトも夏にかなり稼働するので大変合理的だと思います。
日本スキー場開発の拠点は長野を中心とした、国内有数のスキー場で事業を展開していますが、経営をさらに安定化させて日本全国へ展開して欲しいです。
特に、広島のスキー場を取り込んで欲しいと思います。
広島のスキー場をグリーンシーズンのイベント込みで展開すればなかなか面白そうです。
広島市内から高速で90分もあれば、スキー場に来れるのが魅力的ですし、これからのインバウンド効果が見込めるのではないかと思います。
AI時代の到来で、社会の生産力やサービスは維持されたまま、人が使える余暇の時間が増えていきます。
これまで仕事していた時間が、だんだん余暇に使える時間になってきます。
そうなると様々な可処分時間の使い方ができる社会になってきます。
そのひとつが、レジャーであり、冬のスキーであり、夏のキャンプなどです。
日本国内の人口減だけに目を向けると、レジャー事業も明るくはないですが、日本は既に世界有数の観光立国です。
インバウンドを含めたコト消費は今後ますます成長するでしょう。
だって地元に住んでる私ですら、スキーを含めたレジャーのコト消費は魅力的だし他のことを節約してでもレジャー愉しみたいと思っているのですから。
海外の人たちに日本のレジャーが受け入れられないはずがないです。
日本スキー場開発の未来は明ると思います。グリーンシーズンの活動と常にセットで展開を続けていけば安定的に成長できるでしょう。
雪も見たこともない海外の人たちが、いままで以上に気軽にスキー場まで足を運んびスキーを愉しみ、おまけに地元の経済効果にもなる。。
コト消費としてのスキーの未来は明るいです。日本スキー場開発の追加投資もすこし検討してみたいです。