今年の冬は平年に比べて温かいです。
広島でもこの時期になると山間部にかなりの雪が通常では降ります。
全国的にはあまり知られていないですが、スキー場が結構たくさんあるんですよ。
四国・九州等からのスキー客の方が多いですし、近年はインバウンドで海外の方を多く見るようにもなりました。
暖冬のシーズンになってますが、それでも今週末に所属しているスキークラブの講習会で県内のスキー場に行ってきました。
暖冬の年でしかも広島県内ですが降る地域にはしっかり雪が降ります。
人口降雪機との併用でなんとかゲレンデコンディションを保ってます。
自宅からは車で1時間程度なので割と気軽にウィンタースポーツが楽しめる土地柄です。
そんななか、一緒に滑っていた方との雑談で県内の老舗スキー場が破綻して閉鎖してしまったという話をされてました。
地元企業が運営しており、昔から馴染みのスキー場でしたので少し寂しくショックでした。
ショックと同時にスキー場経営は大変なのだなとも思いました。それこそ雪が無い日は営業できませんからね。
天気を長期的に予測して営業日を決めることは困難なので、雪が無い日もリフトや施設の維持費ややアルバイトなどの人件費がかかかってしまいます。
地元に根差した個人経営の会社だったようですが、恐らく後を継いでくれる企業や買収先も検討されたのではと推測しますが結果として経営破綻しており寂しい限りです。
お隣の鳥取県でも、老舗スキー場が経営危機で、何とか地元の支えで存続しているところもあります。
概ね冬のレジャーとしての経営はなかなか大変なようです。
あの加山雄三さんも、スキー場経営で多額の負債を抱えていたとか。。
降雪に依存する商売は、客観的にみてすごくリスキーで水ものなんだなと思います。
そんな中、積極的にスキー場をM&Aして元気に経営している会社があります。
日本スキー場開発【6040】です。
若い会社ですが、財務状況も良く有望です。ウィンター事業だけでなくグリーンシーズンのいインバウンド収益が柱となっているようで成長性を感じ取れます。
現在は信州を主に展開されてますが、今後事業をドンドン全国に拡大していって、中国地方の経営基盤が弱いスキー場にも若い力でメスを入れて行って欲しいです。
株価は最近の市場の地合いの悪さで下げてますが、これからの業績発表次第では期待できる企業と思ってます。
米国株がメインの投資方針ですが、日本バイアスや地元バイアスにもある程度の比率で投資をしていきたいと考えてます。
シンプルに自分にとって身近で愛するもの投資できて、企業も自分も元気で豊かになっていきたいです。