家電の見本市がアメリカラスベガスで行われていました
日本では家電と訳されますが、実質的には電子見本市とかpc見本市もしくはEV見本市の場になっているのではないでしょうか?
いつか見本市の現場に足を運びたいとおもいつつ、アメリカ事情に詳しいメルマガ情報やたくさん動画がアップされているので興味がある内容を片っ端から見ていました。
その中で特に私の心をとらえたのがベトナムビングループのビンファーストのEVです。
ビンオートはベトナムの大企業体ビングループ傘下の新興自動車メーカー。そのベンチャーぶりが半端ない企業です
ベトナム北部にあるハイフォン市に、自動車製造工場を建設しています。この工場は、年間30万台の自動車を生産できる規模を有しています。
ベトナム国内に、300以上の販売店を展開し、また海外(特にEVの激戦地区であるカルフォルニア州)にも販売網を拡大しており、2022年には米国、欧州、オーストラリア、タイなどへの輸出を開始してます。
特質すべきは、内燃機関の開発製造をきっぱりとあきらめて電動化への転換したこと。2023年には、初の電気自動車「VF e34」を発売し、今後も電動化への転換を進め、環境に優しい自動車を開発・販売しています。
2019年からわずか3年あまりで自動車を世に送り出すのはとてつもない早さです。
その背景には既存の自動車メーカ(BMW)やメガサプライヤといわれる主に電装系を担っているボッシュ等との企業の提携があります。
また、現時点ビンファースト自体は赤字企業ですが財務体制のバックにはビングループがいることで、ある程度の期間は赤字覚悟で市場拡大を目指しても体力はもつと予測されます。
なにげにビングループの株価をみてみました
ベトナム証券市場で過去5年のチャート、緩やかな右肩下がりですね。
ビンファーストはというと。
去年の8月くらいにナスダックに上場していますね。その後は期待値上昇で80ドル近辺まで上昇して一時の時価総額はGMやフォードと並んだので、記事とかでもてはやされましたね。
株価上後は特に欠陥や品質問題をいうわけでなく、商品性の見劣りから期待値が下がって1/10以下の株価まで下がっています。
おそらくビンファーストの本質的な価値は今の株価位なのでしょう。
しかし、EV一本に絞り込みEV市場に出ていくやり方は、レガシー自動車メーカには決してマネすることができない(どうしても内燃車を売りながらシフトしていく構造にならざるを得ない)ことだと考えています。
今のビンオートの株価からして買いだと思いますね。
ビンファースト自体はベトナム企業ですが、アメリカ証券市場に上場しているので手数料かからず気軽に売買できますし、保有していればドル建てにもなるしけ結構お得なタイミングかなと考えています。
ベトナム株はサイゴンビールをかれこれ5年保有してますが、ビングループを同じく緩やかな右肩下がり。。
しかし、配当を出してくれていたおかげで多少の現金(ベトナムドン)は保有しています。
ベトナムドンをいったん日本円に換金して、アメリカ株のビンファースト(VFS)を購入する算段でいきます。
まずは為替取引から
ちりも積もればサイゴンビールの配当含めて5万円くらいになっていましたね。
配当をアメリカ市場のEVベンチャー、ビンファーストへの軍資金にします。