つい1か月の市場は軟調だったのに6月は右肩上がりの月でした。
G20サミットでは、大きな悪材料なく、米中の貿易抹殺も泥沼方向にならなかった影響もあって市場は上がり続けています。
日本市場も久々に反応して今週は軒並み好調です。
そんな世間の状況は情報程度にとどめてい置いて、積み立て投資を淡々と今月も執行していきます。
今月で7回目のジュニアNISA買い付けです。
ジュニアNISA枠での買い付けは通常NISAとは少し異なって買い付けに慎重になります。
その一番の理由はジュニアNISA口座から原則18歳までは現金の払い戻しができないことです。
仮に株を売却して現金化してもジュニアNISA口座で現金化されるだけで、例えば銀行口座へ資金を移動してATMでお金を下ろすなんてことが出来ないんです。
これがジュニアNISAの使い勝手が悪い一番の原因になります。
我が家の場合、あと数年は引き出せるまでに時間があるので慎重に入金しないといけません。
入金したら最後、18歳までジュニアNISA口座内から出すことはできないんです。
現金として保有しても投資信託を買い付けても口座内からは出すことはできないです。
なので今月はジュニアNISA内に残っていた現金を全て投資に回し追加入金はしませんでした。
来月以降入金してジュニアNISAの非課税枠を使うか、一般口座で個別株を投資するか迷ってます。
投資の優先は非課税口座を埋めるのが優先だとは思いますが、払い出し制限がその優先度を下げます。
完全に余剰金扱いでないとジュニアNISAでの運用は難しいですね。
もしゼロ歳からジュニアNISA口座を利用すると払い出せるのが18年後です。
その間の子育て資金や教育資金は他から捻出せねばなりません。
一番お金がかかる子育て時期にお金をジュニアNISA口座で運用したら事実上使えないので、恐らく普及していかないです。
積み立てNISAは20歳からなので、未成年の非課税制度は事実上ジュニアNISAだけになります。
未成年での投資の普及には大人以上にまだまだ時間がかかりそうです。
以前ブログ記事で私なりのジュニアNISA普及率を調べましたがわずか0.2%位だという結論でした。
金融庁さんが一念発起され、払い出し制限を解除するなどの処置をとってくれれば今よりももっと普及していくのではないでしょうか。
その分投資枠は年間80万もいらないです。つみたてNISA枠の40万位で御の字です。
年間80万を毎年埋めれる世帯は0.2%普及率からからすればさらに下がりますのでほぼ皆無と言って良いと思います。
ジュニアNISA制度の終了はあと5年後の令和6年までで残り少ないので、払い戻し解除の処置は案外出やすいのかなと勝手に考えてますがどうでしょうかねー。