ジュニアNISAの日本人の利用率を調べてみました。
昨年ベースですが日本全体の未成年者の数は約2千万人。
そのうちジュニアNISAの口座を開いて運用しているのは約5万人です。
正直もっと利用すればいいのにと思います。
金額の大少は別として、子供の為に貯蓄するのはどの親でも考えていると思いますが、銀行に預けていても金利はほぼゼロなのでメリットがありません。
リスク資産にはなりますが、将来の為と考えているのなら、お金は眠らせずに株や債券等の資産運用も重要な選択肢です。
長期(最低でも5年)で考えれば、NISA口座で非課税の恩恵をうけつつ、大きな利益よりもむしろ損をしない商品を厳選して限りなくリスクを減らせば、ジュニアNISA制度はとても良い制度です.
しかし
全体の0.25%の利用率では全く普及してないと言っても過言ではありません。
全年齢層で一番時間的なメリットを受けるのは、言うまでもなく子供の世代です。
60歳や70歳からの老後の運用とよく宣伝されてますが、人生を終えるまでの時間的なメリットが子供に比べてありません。
人生後半からの資産運用は証券会社や銀行の手数料稼ぎの為でよい顧客として見られているに過ぎません。
子供の世代こそ資産運用のメリットを最大限に享受できる世代です。
そもそも、複利効果などのお金に関する教育を義務教育時代に全く教育されてこなかったです。
少しづつでもよいので、子供にお金の話、資産や借金のしくみや複利効果、経済社会の簡単なしくみ等を義務教育での授業のカリキュラムに入れれば良いと思います。
経済社会の中で生きて行くわけですから、子供の頃からお金・経済に関する知識は重要できっても切れない関係です。
残念ですが
ジュニアNISAは子供のお金の使い道として選択肢にすら入っていないのが現状です。
我が家のジュニアNISA枠の内訳等はこのブログで、今後も少しずつ公開していこうと思います。