どちらのタイトルも居酒屋をメインにした漫画です。
ワカコ酒は、外食1人飲みの特別感が味わえる内容になっていて、一方の大衆酒場ワカオは、厨房から目線で、美味しいお酒と丹精込めた一品料理を提供し、料理を通じて様々な人間模様を観察する漫画になってしまいます。
ワカオの方は1杯の酒と料理で客がほっと幸せになる一瞬に仕事の全てを捧げる男様がなんともカッコいい。
一方のワカコ酒は1人飲みをこよなく愛し、周囲を気にすることなく幸せを感じている姿がとっても魅力的です。飲んべえ女子とでも言いましょうか。
どちらの漫画にも共通するのは、食へのリスペクト。
どの料理も美味しく描かれていて、お腹が空いてきますし、お酒も飲みたくなってきます。
リアル社会では、コロナ禍で1番影響を受けた飲食業界。
大人数で飲みに出歩くことが、メッキリ減ってしまいました。
これからは、1人飲み居酒屋系がどんどん盛りあがって行く感じがします。
都心では1人焼肉ができるお店があり、地方都市にも今後進出していきそうだし、盛り上がりそうです。
ガヤガヤした喧騒の中で、しみじみ飲む感じが味わえる居酒屋は今後も生き残って行くと思います。
こうゆう形態の居酒屋は今後も続いて欲しいし、1人飲みの店舗は増えていきそうな感じしますね。
コロナワクチンが社会に浸透して、外出自粛ムードは収まりつつあります。
リアルワカコ酒が気兼ねなくできる日もそう遠くはないですね。