読書

僕は麻理のなか

投稿日:2021-06-24 更新日:

圧倒的な人物描写。女の子の一つ一つの表情がセリフなしでも伝わってきそうな程、絵力がハンパ無い漫画です。

どうしようもない生活を送っていた、引きこもり学生が、いつもコンビニで出会う女の子に惹かれて想いをはせるうちに、何故なのかある日突然、その女の子そのものになってしまうところから物語が始まります。

体は女の子、意識は男という状態で、短絡的にエロいこととかに焦点か移りそうですが、そういった方向にはいかないんです。

女の子自身の過去の記憶が戻ったり、男の子の意識のまま、友達の女の子を好きになってしたまったりと、現実には決しておこりそうにないシチュエーションと世界感に惹き込まていきます。

ストーリーだけだと、私はこの漫画にハマらなかったかもしれません。

ひとコマの、人物描写がとってもリアルなんです。

セリフなしでもストーリーが分かるじゃないかと思うほど画力が凄まじいです。

物語の中盤からは、主人公の麻理自身の過去の記憶が蘇り、思わぬ結末へと進んでいきます。

夢か現実なのか、過去の記憶ってなんなのか。

現実には起こりえないけど、こんなに妄想考えて漫画にできるって凄いなと思います。

さらに、女の子描写が半端なく上手く、この物語の世界に瞬く間に引き込まれ、いっき読み出来ちゃいます。

 



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広島在住のサラリーマン。
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