80年前の小説が元になった漫画を読みました。
原作自体は読んだことないですが、漫画と文章が半分半分で構成されていて、全部が漫画で表現していないところが特徴的な一冊でした。
物語の中で主人公が、学校の友達をいじめっこから守りたくても行動することが出来ずにそれを後になって猛烈に悔やみ寝込む場面があります。
そこで主人公のおじさんが諭します。
いくらうずくまっても何も変わらない。
結局のところ他人がどう思っているのかいくら考えてもそれ自体は変えることはできない。
変えられないことを考えるのやめれば余計な感情に惑わされない。
結局のところできることは、自分がどう行動するかしかないことに気づかされます。
その後の主人公は裏切ったと思われているだろう友達に、相手の出方などは関係なしに行動にでます。
そしてその行動が思わぬ展開になって主人公の生き方が決まっていく。。
そんな物語でした。
80年前に比べて現代は超が付くほどの情報化社会です。
望めばありとあらゆる情報にスマホひとつでアクセスできる時代になりました。
それでも尚重要なことは、あれこれ思い悩まずに行動を起こせるかどうかだというこうとをこの本から感じました。
情報化社会だからこそ、昔以上に思い悩む必要が無くなったとも言えます。
行動することでしか付加価値が無いような時代にこれからどんどんなっていきそうです。
それが80年前の小説に描かれているのですから、本質的に重要なことって昔も今もあんまり変わっていないのかもしれません。
むしろ、本質的に重要なことが情報化のおかげで際立っているのかもしれません。
案ずるよりも生むが易し。
行動しながら、とりあえずスタートを切りながら考えていく位でちょうどよいのです。
株式投資も同じかもしれません。
やる前からあれこれ悩むより、とりあえず少額から始めてみてやりながら勉強していく。
投資の経験を踏まえてやり方も考えてく。すべては同時平行で進めて良いのです。
時間は有限だし、人生を豊かに過ごそうと思えばその情報やツールはだれでも平等にアクセス可能なんですから、とりあえず行動してからでもなにも問題ないです。