読書

お金って何ですか? 実は考え方次第。

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平日に時間が空いた時は本屋さんに行って時間を使うことが贅沢だなと思います。

 

最近の本屋さんはカフェを併設して気軽に本を持ち込んだりネットやスマホをして楽しむ空間が作られているので以前よりもぐっと居心地が良い場所となっています。

 

私が良く行く本屋さんも店舗の中にカフェが出来ており、たまに利用しています。

 

土日は結構人がいて騒がしいので利用しませんが、平日に来ると人もまばらで落ち着いて本が楽しめたり時間が許せばブログを書き溜める時間に費やしています。

 

普段ブログを書くときは就寝前の寝落ち寸前で書くことが多いですが、今日は平日でしかも午後から何も予定がない時間が取れたので本屋の中のカフェでブログを書いています。

 

こうして暇な時間をカフェで過ごしブログを書いている時が幸せに感じるようになりました。不思議です。ブログ始めるまではあり得なかった感覚ですね。

 

暇な時間があれば、むしろお金を使って何かして時間を埋めようとしてましたが今は違います。ブログ書いて何かを発信している方が充実するなぁと感じるようになりました。

 

書いているカフェは本屋さん併設なので新書をふんだんに読むことができます。

 

平積みしてある本は手に取りやすいように配置してあって、なにげに手に取った本で数時間読みふけってしまうことがあります。

 

本屋で読みふける本はきまってビジネス関連の本が多いです。目次でパラパラきになるとこだけ読めるので、小説なんかは立ち読みしません。時間がかかるのがわかるのでかならず購入してから読みます。小説は読むのに時間がかかるので通勤の移動中やお風呂で読むことが多いです。一冊の本を3年くらいかけてよむこともあります。小説のいいところは読みかけのままにして放置できるところが良いです。時間のできた時に続きから読めば瞬く間に小説の世界観に入り浸れるのが小説の魅力ですね。

 

今日たまたま立ち読みしたのは小説ではなく、2ちゃんねるを立ち上げて有名になられたひろゆきさんが出された本です。

 

 

ひろゆきさんの本は何冊かてにとったことはあるのですが、発想や考え方が柔軟すぎて私にはあまりしっくりこない文章が多く、立ち読みしても直ぐに止めてしまってたんですが、この本はとても共感できる内容が多かったです。

 

 
お金が欲しいと思うことは、不安を感じない状態が欲しいということ。
本の中で、ひろゆきさんは

仮に一生ご飯を食べられるくらいのお金を貰えるとしたら人はお金を欲しがるか?

 

と問題提起されており、根底には生活の不安があるからだとしてベーシックインカム制度の重要性を本の中で随所に語られています。

 

お金がない人は、どんなに安くても働かなければならず負の連鎖に陥ってしまい悪いことどうしても考えてしまうこと。

 

食いぱっぐれをなくすことが重要だとしています。

 

私はベーシックインカム制度の必要性なんか深く考えたりもしなかったですが、たぶん現時点では日本で食いっぱぐれることは無いと思います。

ホントにガチの貧困で飢えて死亡することは国内では考えられません。

意図的に生活保護等の社会制度をあえて利用しないとかそんなことが無い限り国内で飢えることはないです。

本の中の食いっぱぐれというのは、ガチの飢えではなく生活の質の底辺レベルをベーシックインカムで補完できたら幸せな人が増えるという趣旨のことが本書では書かれています。

 

年金は本当もらえないかもしれないけど、払った方がよい。

 

年金はもらえないかもしれないけど、もし払っていなければ、もしもの時の国の保証が受けれないんです。

 

例えば不慮の事故などで障害者になった場合、国からの月10万程度の保証と全額医療費負担の権利が年金を支払っていないと受けれないとのこと。

 

これは知りませんでした。年金がもらえるもらえないことも重要ですが、障害者になった時の保証にも年金制度はなっているなんて。

 

これを知ればむやみに掛け捨ての保険になんて入る必要はないのかなと思います。

私も株式投資で資産運用を本気で取り組んでわかったことは過度な保険は必要ないと判断したことでした。その結果私は実際にほとんどの保険を解約しました。

 

この本の中でも生命保険は入らない方がよいとの主張がされています。

 

生命保険会社は営利企業としては正しいが、いかにお金を出さない方法を考えて自社の法務部に一番予算をかけて訴訟対策をしているのが保険会社の本質。

 

と断じてます。私も保険は資産運用としては割に合わないと思います。国民皆保険制度、年金制度がいかに充実しているのかがわかれば、過度な不安は解消してくると思います。

 

幸せは極めて主観的なもの。幸せは、相対的なもので結構周りのものとの比較で決まる。決して絶対的なものではない。

 

自分なりに解釈すればマイルールがいかに幸せに生きて行く上で重要だということだと思います。

 

資産運用についても同じことで、売買のタイミングに絶対的なもの等ないし、どれだけ利益を上げれば良いのかとかどれだけ損すれば損切りするのか、またしないかの判断に答えが一切ないのと一緒です。

 

資産運用=不安の解消=幸せ

と定義するのなら、マイルールを作ってそれを忠実に実行することだと思います。またそれを他人と比較しない。

そうすれば幸せになる、正確には自分を嫌いにならないで生きることができる。

 

これってとても重要かなと思います。お金がいくら欲しいいくら貯めたいとか関係なく、他人との運用額の規模や運用方法も比較しないことで幸せな道(不安の解消)に近づくことができると思っています。

 

楽しいを最大化するよりかは、不安や不幸をどれだけ減らせるか

 

確かにお金で幸せは買えないと思いますが、避けられる不幸はたくさんあります。

資産運用や株式投資は、お金の不幸を避けられるとても有効な手段だと思ってます。

 

欲しいものではなく必要なものを買う。

 

全く同感です。私は自分が必要ないと思ったものは一円でも使いたくないし、一秒でも費やしたくないです。

これも主観的な部分が大半を占めるので、人それぞれです。倹約には努めていますが、自分がお金を使って豊かになるもの、例えば車を所有したりだとかスキーに行ったりするのはどうしてもお金がかかりますが、豊かな人生の為には必要だと考えています。けれども用もないのにコンビニ行って適当に何か欲しいものを買うことは無いです。ペットボトル1本にしても缶ジュース買うのにもホントに必要な時にしか買いません。家からペットボトルにお茶とかスポーツドリンクを詰め替えして、ちょっとしたお菓子も家でまとめ買いして持参することが多いです。

 

日本は、歯車の仕事でも一生懸命に頑張ってしまう。

 

労働の価値観にいては、欧米は罰という価値観に対して日本は労働そのものが尊いものという価値観の差があるので一概に良いとか悪いとかは言えませんが,単純作業はできるだけ手を抜いて割時間給と割り切った方がよい。

自分の価値が上がる仕事にこそ特化し、それには労働の上限をつけずに死ぬまで働いても良いと主張されています。

 

私は企業のサラリーマンで、基本的には時間給です。自分の価値が上がる仕事は今の職場にはないかも、意識も薄いですね。

でも歯車の実感はとてもありますよ。

労働者社畜マインドが染みついている証拠ですね。

あえて言えば昇給や昇進の為にがんばる仕事が価値がある仕事と言えなくないですが、昇給や昇進の基準が明確でなく上司の一存で決まる職場なので、自分の意思や意識でコントロールできないです。

なので今の自分にとって昇進は、価値を見い出せないです。昇給は死活問題なので興味はありますが。

今はブログ書くことが自分にとっては価値あることかなと思います。収入にはほぼなっていないことが痛いですが。。サラリーマンの仕事よりかは断然充実はしてますけどね。

この本を読んでみて、改めてお金の必要性について思いを巡らせました。

私はお金持ちにはならない(なれない)と思いますが、人生を豊かには過ごしていきたいですし、豊かに過ごせるのならその為に全力を尽くしていきたと思ってます。

日米の株式投資が、自分にとって豊かな人生を送る有効な手段となるのであれば、この考え方を大事にして経済社会を生き抜いて行きたいです。

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  1. 自分がコントロールできるもの(特に時間)の割合が増えると幸せ度は上がるような気がしています。

    失った時間を取り戻すことは絶対にできないですからね。

    • うえぞん より:

      時間は立場や権威に関わらず皆平等ですよね。その時間が自分でコントロールできないことが増えると幸せ感は減ってきます。若い時はあまり意識がなかったですが、40代に入って時間は有限なんだととても意識するようになりました。
      サラリーマンしてますと希望するしないにかかわらず昇進を意識付けされますし、目標としてもたされます。しかし昇進の客観的基準は明確なものがなく上司からの声掛けひとつで決まる職場なのでもんもんとする時があります。業務中だけですけど。失った時間は確かに絶対に取り返しつかないですよね。人生は有限なことをもっと意識して人生を愉しんでいきたいです。先週末は鳥取の大山に行ってました。雪化粧の山肌と青空がとっても綺麗で満喫できました。

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広島在住のサラリーマン。
米国、日本、ベトナムの個別株・ETF・投資信託をMIXして長期運用しています。


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