資産運用を本格的に始めてから、生命保険についても真剣に考えるようになりました。
私が入っていた生命保険は50歳まで保険料を払い続けて、死亡時には200万という商品でした。
仮に50歳まで生きていれば、払込の総額はほぼ保険料と同額でプラス運用利回り約3%位です。
50歳以降は保険料払込無しの死亡時に200万という商品です。
50歳までに後10年足らずで到達し、もしものことが無かったら総額200万円支払った金額は、死亡しない限り戻ってきません。
途中解約で返還できますが、金利の恩恵はほとんど受けれません。
なので、全額解約して全て運用に回そうと決めました。
保険運用時のトータルリターン3%は長期投資としてはかなり低い見積もりなので、恐らく3%以上の成績は自分で運用すれば上回れるだろうとの目論見です。
保険解約を決断したのが、17年10月頃でその後は全て株式投資に回してます。
現在(’18年7月)の運用利回りは3%どころかマイナス10%近いです。。
米国及び日本の個別株が軒並みマイナスです。(泣)
長い目でみているので、損切りはするつもりないですが、現時点では目論見から外れてます。
成績についてはこのブログで随時紹介していきたいと思います。
解約した時の考えとしては、第一に私自身が自身の決断で運用できる点が生きたお金の使い方になっているで良いと考えていました。
このことは、解約後約1年経った今も変わらない考え方です。
また死亡保険の場合は、生きている私自身になにも恩恵はありません。
死亡保険は解約して資産運用に回し、積み立て元本として50歳まで生命保険をかけたつもりで200万を投資信託等に積み立てれば、複利効果で3%以上の運用利益は見込めると思います。(現時点でマイナスですが、5年~10年の長期では違てくるはずです)
死亡保険の代わりに自己責任の資産運用を選び、もし運用中に私が死亡すれば相続人(妻)に渡るので、妻にとっては死亡保険と同質のものになります。
この場合のリスクは、元本保証がないので、運用次第でばどうなるかはわかりませんが、長期投資で構えている以上、不必要にに恐れる必要ないと思っています。
この点が重要だと思います。
なんでもかんでも保険商品に頼るのは考え物です。保険会社の手数料分はかならず取られているわけですから。。。
このことを妻に説明し、理解は得られたので保険を解約して運用に回してます。
死亡保険の代わりとしての資産運用の位置付けですので、仮に大きくプラスの運用益の場合だったとしても簡単に売却する衝動には抑えられるのではないかなと思っています。
なにも考えずに死亡保険を払い続けて安心するのも否定はしませんけど、他責なお金の使い方だなと考え方が5~10年前に比べて変化しました。
子供も中学生になり現時点大きなローンを抱えていないので死亡保険に頼らなくても何とかやっていけるかもしれないという思いが根底にあります。
仮に自分が20代で子供が小さく家や車のローンを抱えているような状況であれば、死亡保険はとても安心する商品だと思います。
万一死亡したときには残された家族に対してローンが残ってしまいインパクトが大きいです。
また、生命保険は解約しましたが、掛け捨ての医療保険には入ってます。医療保険の事についてはまた次の機会に書きたいと思います。
保険を掛けたり解約したりすることは、それぞれの年代や家庭環境に大きく左右されるので、一般解はまずありません。
ただし、これからどう生きていきたいかということは、保険を見直すよい機会になります。
決して保険会社の言われるがままに保険を選ばないほうが良いです。
いわれるがままに保険にはいるということは、人生もなんとなくいわれるがままになってなっているのではないでしょうか?
お金に関して言えば、決して言われるがままにならず、熟慮を重ねて保険や運用を勉強し、より良い人生に繋げていきたいと思います。
私は生活費の中で保険加入枠を投資に回す決断をしました。
結果が良くても悪くても自己責任です。ここが一番重要だと思います。