正月二日から車で京都を目指して移動してます。
去年の夏休みにみんなで株トーク@大阪で知り合ったレイザーさんからお誘いがあり、米国株勉強会に参加する為です。
勉強会自体は明後日なのですが勉強会だけの為に、大阪へ行くのは勿体なかったので京都探訪を兼ねて今日の昼からから車で移動して、京都入りしました。
途中の高速のトンネル内で派手に事故があり。。。事故直後で生々しかったですが通行止めになる前に通り抜けることができました。
昼頃出て何とか夕方に着いて、銭湯に入り夕飯の場所を探してました。
ちょうど、銭湯の隣り焼き鳥屋さんがあったのでそこで夕食を摂りました。
お酒とつまみと焼き鳥で合計2,190円とってもリーズナブルで美味しく大満足でした。
京都市内といっても正月は殆んどの食事何処は休みでした。
焼き鳥屋さんも見た感じはご夫婦で切り盛りされている様子で、中学生くらいの娘さんも手伝っている感じです。
カウンター席で飲んでると独立開業を誘うフランチャイズのパンフが。
社畜サラリーマンをやっていれば、なんとも誘惑にかられるような
独立開業
という謳い文句。
大変な飲食業の世界で開業を目指すのはすごいことだと思いますが、本当に独立とは言えるのかな思います。
低賃金からの借り受けで研修制度が充実しおりロイヤリティが固定。一見開業メリットばかりのように感じますがすべてにコンサルフィーが乗ってます。
大手企業のサラリーマンも、新人であれば全て会社の費用で一人前にしてもらえます。
この焼き鳥チェーンも開業まではフルサポートな感じです。
この点はサラリーマンとよく似ているなと感じます。
しかし、このフランチャイズシステムに乗っかって安易に開業を目指してしまうと、社畜サラリーマンとは比較にならないリスクがあり収入も安定しないと思います。
企業のサラリーマンは極論を言ってしまえば、会社に居るだけで給料が貰えます。
労働の成果はもちろん要求はされますが、時間拘束の色合いが非常に強いのがサラリーマンの特徴です。
たとえ仕事の作業をミスっても給料は減らされません。新規事業が失敗に終わっても直接的には毎月の給料に響くことはありません。(間接的にはあります。ボーナスが無くなるとかリストラが起きるとか)
程度問題もありますが、給料以上に働く人、給料泥棒みたいな人、そのどちらでもない人同士が仕事をしている奇妙な集団が企業サラリーマンの実態です。
飲食チェーン店では、赤字になれば自らが補填るか廃業を促されるでしょう。
この点が、サラリーマンと決定的に異なります。
今晩食べた焼き鳥屋さんも、家族総出で切り盛りしている感じでした、完全な個人の店であれば、売り上げも休みも自由にできますが、チェーン店はコンサルフィー分は常に売り上げから引かれますので、裁量範囲が個人より狭くて売り上げ効率もシビアに考えてないと収入にはならなさそうです。
好きで飲食業の世界に入るなら別ですが、社畜サラリーマンに嫌気をさして飛び込む世界ではないなと思いました。
私も飲食業は、学生時代でしたが少しかじってます。
イタ飯屋の開業スタッフとして半年くらいバイトしてましたが、凄まじい経験でした。
数日後の仕込みをしながら、オーダーを受けて味の安定させたものをお客様にコンスタントに提供する。。その大変さは経験しているつもりです。
その分、何事にも代えがたい経験や喜びはありましたが、長く出来る仕事ではないなと思ってました。
ブラックバイトが飲食業に多いのは分かる気がします。私のバイトだけの経験からいうとバイト中は気の休まる時間は一秒もなかったです。
その分充実して面白くはありましたが、若くて体力があったのだから何も気にせずできたんだと思います。
飲食チェーンは、一般サラリーマンと似通ったシステムではありますが、似て非になる生業のもんですね。
社畜サラリーマンではありますが、年末年始にしっかり休暇をとれるのはほんとにありがたいことです。