サラリーマンの大半の方は、年末休暇に入られていると思います。
今年は正月の三が日が木曜日に当たることもあって場合によっては9連休になる人もいます。
働き方改革で長期残業は昔よりかは厳しく管理されるようになりました。
残業規制の関係もありますが、ひと昔前に比べて働く絶対時間が明らかに短くなってきています。
時間は凝縮された分、忙しくなればるかと言われれば実感としてそうでもないです。
業務で使うインフラの整備や効率化が日々行なわれている環境下にあるので、10年前10時間かかっていた業務が感覚としては6~7割位に効率化されているのが実感です。
余った時間はもっぱら社内調整などの直接業務には関係ないようなことに費やす時間が多くなってきました。
一見、業務と何が関係あるのだろうと疑いたくなるような内容もありますが、そこはサラリーマンの社畜精神でどうにか乗り切っていますが、虚しくなることもあります。
そんな時にはかならずといっていい程アーリーリタイヤを思い浮かべます。
アーリーリタイヤは日本にの労働者特有ではなく資本主義社会においてはお国柄に関係なく必然的な価値観があるように思えます。
アーリーリタイヤはFIREとも呼ぶそうです。
Financial Independence, Retire Earlyの頭文字で経済的自立を意味します。
ブログを徘徊していると気になる記事がありました。
です。
アーリーリタイヤすることが本当にその人の為になるのかといった趣旨でした。
サリーマンの側面は
仕事を「時間とエネルギーを売り渡し、賃金を得る」為の手段と見なすこと言えます。
しかし一方で
社会に価値貢献できる手段とも言えます。
人によってこの二つの比率に違いがあると思います。どちらかが100でどちらかがゼロのサラリーマンはいないでしょう。もしいればサラリーマンしてないでしょう。
私もこのふたつの価値感がいつも天秤のようにゆらゆら揺れ動いてます。
アーリーリタイヤは経済的自由といってますが、自由とはなんでしょうか?
とカン・チュンドさんは書かれてます。
これを読んだ時、長渕 剛のstay dreamの歌詞を思い浮かべました。笑)
この記事や歌詞で共感すこと自体、社畜精神そのものがこびりついている証かもしれません。。。
がんじがらめの不自由さの中にサラリーマン生活があると思っているから、ことあるごとにアーリーリタイヤに憧れるもんなのかもしれません。
私は既に自由な時間は、お正月の長期連休で得ているわけだし、気分的には完全に仕事モードから解き放つことができます。
フリーランスであれば四六時中仕事モードの意識がなくならないと言います。
サラリーマンが想うアーリーリタイヤは、がんじがらめの不自由さの中から感じられる幻想(憧れ)なのかもしれません。