株式投資を始めて、サラリーマン月給がいかにリスクの少ないものであるのかとういう事を意識させられてます。
良くも悪くもサラリーマンは時間で拘束されその対価として給料が支払われています。
拘束中は目的に応じて、労働力を提供しますが成果によって極端に給料が左右されることはありません。成果と言うよりかは、立場や責任の重さに給料は比例しているのが実状です。
最近はこの時間拘束をとても意識するようになりました。
目の前の仕事は1秒でも早くかたずけて余裕をもった状態にしておいたほうが次から次くる要求や依頼に対応できるからです。
しかしどこまでいっても、サラリーマンは何度言いますが時間拘束です。
どんなに効率よく今日の仕事に目途をつけたとしても最低でも8時間は会社に居なければなりません。
チームで仕事をしているので、メンバーの進捗等はありますが基本的に個人一人が出来ることは組織が大きくなればなるほど限定的になります。
ホントは頑張ったら昼で帰れるじゃないかと思う日が結構あります。
でも時間拘束でんす、サラリーマン稼業は。
勤務形態はフレックスですが8時間は会社に居ないと成果に関わらず減額されます。
出社時間はある程度は自由が利きますがしかし拘束時間はきっちり8時間とプラス残業時間になります。
この時間拘束には、最近嫌気が指してきました。サラリ―マンの給料はある程度魅力的ですが見返りに時間拘束されることがつらくなってきました。
仕事の内容はそれほど嫌気はささないのですが、時間拘束がつらいです。
サラリーマンしていれば当たり前の事なんですが、労働者をはなれて、株式投資を勉強すればするほど時間の大切さ、株主目線、会計を通じた経営目線を疑似的にも考えるようになり、資本主義とはなんぞやということも意識し考え始めまるようになりました。
時間拘束という観点からみるとサラリーマンはつらい稼業です。
時間に縛られないフリーランスという立場が輝いてみえます。
とくに残業を強要されるような事情があるときは強烈にフリーランスに憧れます。
世の中の多くは、時間拘束されるサラリーマン稼業が大半だと思うので、フリーランスを題材にした書籍は数多く出版されているのも、私が感じているような方たちが多勢をしめている証拠だとも思えます。
エンジニアの仕事しか経験がないので他のことはわかりませんが、例えば看護や医療現場では逆に時間拘束でないと大変なような気がします。
看護や医療現場で時間拘束でなく成果で仕事をしてしまうと現場はあっと言う間に混乱しそうです。
時間拘束でなく業務量で働く時間をきめられてしまうと、成り立たないでしょう。
相手が人だと成果主義は非現実的です。
一方、モノやサービス、コンテンツサービス等の事業は時間拘束でないほうが合理的な感じがします。
エンジニアの仕事も時間拘束でない方が合理的だと思います。
サラリーマンは辞めないつもりではいますが、時間拘束的な働き方がつづけばはいつか限界が来るかもしれません。
成果主義まではいかないまでも、業務量や役割が終われば帰れる拘束時間ではないシステムに働き方が変わると、もしかしたら充実人生に繋がるかもしれません。
成果主義を導入していた企業が時間拘束に戻した例もある為、この辺の働き方制度には課題が多そうですが、多様な変化をして欲しいと淡い期待を持って日々働いてます。