本日の日曜日は普段の日曜日とはちょっと違う非日常的な一日でした。
非日常と言ってもすごく一般的にいうと同窓会です。
高校までは野球をしていて監督の還暦を祝うのが主でしたが同年代のメンバーや先輩後輩が一同に集ったので同窓会のような側面もありました。
一年以上前から案内が来ていて、出席の確認は3か月前。
正直なところ行くつもりにはしてまいしたが億劫な気持ちもありました。
こういった祝賀会はあまり経験したことがないし、20年以上前の先輩や後輩にどんなことを話せばいいのかなとか、監督や部長にどんな挨拶をしたらよいんだろうとかとにかくネガティブなことばかりを想像してしまってました。
楽しみでもありましたが実際に出席するまでは、あまり気乗りしない感じが強かったです。
しかしいざ出席してみるとそんなものは全くの杞憂で、貴重で感動の一日を過ごすことができました。
監督や部長の温かいエピソードに感動したり、同窓メンバーとも遠いあの日のことの話題で盛り上がったり非日常の時間を共有できました。
祝賀会(同窓会)の感動秘話の内容をこのブログで書いてもしょうがないので、投資家目線でこの日のことを綴っておきたいです。
最近読んでいる本にマルクスの資本論を分かり易く解説した【超入門 資本論】があります。
原著の資本論はものすごく難しいらしいので、はなっから読む気はないですが日本人が読んで解析した本なら頭に入るだろうと思って読んでます。
その中で
資本論には労働者が搾取され、虐げられてく状況が分析されているそうです。
その資本主義経済の負の側面を生き抜く術がこの本の著者目線で書かれてます。
その対策のひとつに
変化耐性をつけること
を挙げられています。
技術の進化にともなって人間(労働者)は常に変わっていかなければならない【命がけの跳躍】が必要と本書で訴えてます。
と本書で訴えてます。
たとえば、新規開拓の営業や、しらないコミュニティでのボランティアだったり有料の講習会や勉強会を開いてみたりして日常のぬるま湯に浸からずに、少しづつでもプレッシャーを感じてみることが大事と書かれてます。
私は、同窓会の出席もこれにあてはまると感じました。
少なからず出席するまでは緊張や不安や億劫な気持ちがありました。
こんな気持ちで欠席する人は多分多いと思います。
気乗りしないことは出来るだけ避けようとすることは、資本論的に言わせればぬるま湯に浸かっていることになるようです。
確かに実際に出席するまではな不安や嫌な気持ちもありましたが、ほんのちょっと重たい腰を上げて参加する行動をとったおかげで、一生の思い出に残る感動的な時間を過ごすことができました。
小さなプレッシャーとは重たい腰をあげると解釈してもいいと思います。
その重たい腰をあげてぬるま湯から抜け出し、資本主義社会を豊かに泳げるのならこれからも重たい腰を軽くしていきます。
この年代になると重たい腰を躊躇なくあげて、利他的になれるひととそうでない人とで分かれていく感じがします。
同窓会や同級性の集まりででいつも顔を出せれるひと全く出さなくなる人、良い悪いではないと思いますが、資本論的視点から変化耐性をつけておくことが重要であるのなら、重たい腰をあげつづけた方が豊かで幸せな人生になれそうです。
もちろん重たい腰をあげて顔だしたのはいいけれど、全然楽しくないこともあるかもしれませんがそれはそれ。
それでも重たい腰を上げることは重要かなと、今日の祝賀同窓会を通じて感じましたね。
結果として幸せで忘れられない日を過ごせたんだから、重たい腰を上げ続ける価値はあると思うし、それが変化耐性につながるのであれば、これからも続けて豊かな人生に繋げていきたいです。