ここ最近親会社の業績が良くなく、ついに残業禁止令が発令されました。
今の会社に中途入社して10年余りだちましたが、リーマンショック以来の禁止令です。
率直な感想として半分は困るかなという感じですが半分は嬉しいです。
困るかなと言うのは当然収入が目減りします。
月に平均20時間金額換算で3万円強といったところです。
私は積極的に残業するほうではないです。できればその日にすべきことが終えれば半日でもよいので帰りたいタイプです。
一応フレックス勤務ですが、実際は一日に8時間は会社に拘束されておかないと基本給から時間分だけは給料から引かれますので、時間労働です。
フレックス勤務と言いつつも時間労働なので、一日8時間以上は働けば残業代になります。
なので朝早く来て夜遅くまで会社に長くいて何らかの仕事をすればその分収入になります。
昨今は残業管理が昔より厳しくなっているので、36協定からの上限はありますが上限ギリギリにまで働けば月10万以上はいくはずです。
私は一秒でも早く仕事を切り上げたいので残業はほとんどしません。
ですがサラリーマンの仕事は一人で出来る仕事は限られてます。
ほとんどがチームや他の部署との関係や細かな納期の対応等で個人としては残業してまでする必要が無い業務で残ったりします。
チームメンバーと共にやっている業務出れば、そのメンバーのその日の成果次第で残ることもあります。
要は、他責で残業することが多いです。
正確にいうと一日のを残業時間込みでスケジューリングしてます。
自分一人ががんばれれれば定時間で早く帰れるのにと思うことの方が多いですが実際はそうもいかないのがサラリーマンのつらいところです。
でも残業時間分は収入にはなるので、その残業代に甘えているところがあるかもしれません。
その甘えはサラリーマンのメリット?なのかもしれません。
この残業には新卒で会社に入ったころから不思議でしょうがなかったです。
今勤めている職場は転職で2社目ですが、新卒で入ったところは今と所と同じく設計開発業務の職場で、当然かのように夜遅くまで周りは残業してました。
新卒だった私はなんで早く終わらせて帰らないのかなと不思議でなりませんでした。
仕事をを任されるようになって、残業することはあっても一分一秒でも早く帰るようにしてました。
別に仕事が嫌いだったという訳ではないですが、時間報酬で自分の時間を仕事の時間に費やしたくないという思いが恐らく新卒の頃からあったのではないかと思います。
米国ブログの和波さんも同じようなことを書かれてたので共感を覚えました。
残業すればするほど収入にはなりますが、結局は時間の切り売りです。
これは私が感じているだけかもしれませんが、今の職場は残業を絶対にしなければ終わらせられない質のものではなく、残業代込みで仕事している風潮があると感じてます。
8時間でやろうと思えばできる仕事を、10時間ぐらいかけて仕事すれば、せっせとがんばって定時間でやる必要はなくって、時間をかけてやったほうが残業代入るので、そっちに甘えて流れてしまう傾向があると感じてます。
なので、会社の業績が原因だけれども強制的に残業禁止にしてれたほうが、私にとって半分は嬉しいです。
集中して仕事しますし(ちょっと時間無さ過ぎで余裕ない部分もありますが)チームや他の部署も残業禁止で足並みがそろうので、他の部署やメンバーや上司に気を遣うことなく堂々と帰れます。(この堂々と帰れるいうのがサラリーマン稼業としては嬉しいんですいやホントに)
収入は減りますが、最低限の残業しかしてこなかったので限定的です。
確かに収入減は痛いですが、自由な時間がそれだけ増えるし、投資やブログの時間に割けますので今の私にはメリットが大きいかもしれません。株式運用やブログで収入の穴埋めにはならないと思いますが、少しは足しになります。
ブログや投資をやってて少し救われているのかもしれません。
残業上限一杯まで仕事している人にとっては、結構深刻だと思います。
残業代だけで軽く10万円は超えますので、生活資金の充てに残業をしている人にとっては、とても大きな問題だと思います。
時間報酬に依存するサラリーマン体質を改善できる意味で、株式投資やブログ運営は相性よいと思います。
ブログ運営も時間拘束ではありますが、場所や時間帯を選びません。なにより義務でブログ書いていないのでなによりも楽しいんです。
こんな感覚はブログを書くまでありませんでした。自分でも不思議です。。。
生活の為の義務と時間拘束のサラリーマン稼業をしながら、株式投資とブログをバランスよく続けてい行ければ、豊かな日常になるのかなと思います。