広島県も県北は雪深いとこがあります。けれども今年の雪不足は深刻でした。
しかし、今週末かけて降ってくれました。
ちょうどスキー教室のイベントがあったので絶好のタイミングで雪が降ってくれました。
冬はいつも通り、寒くて雪が降らないと調子が狂います。
この景色がみれるのは今日ぐらい。で明日からはまたあったかくなる予報。
今年の冬は一瞬です。
そして、スキー客は年々外国人比率が多くなってます。
特に東南アジア圏から来た方たちは雪すら見ることがないので、今日のコンディションは絶景の如く記憶に残ると思います。
たまたま一緒に滑ったフィリピンからの出稼ぎワーカーさんがいたのですが、このコンディションにとても感動してました。
なんでも、3年間は日本で働きお金を貯めて、その後母国でビジネスをやるのだそう。
今の日本経済は外国からの労働力無しでは成立しなくなるし、もう既に成立してないのかもしれません。
今日一緒に滑ったフィリピンBOY曰く、母国で銀行員だったが月収は約3万円位、それが日本の工場で働けば6倍位の稼ぎになるとか。
出稼ぎとしての日本は確かに魅力があるのだと思いました。
ちなみに、下図はアジアの製造業平均月額賃金の比較のグラフ。
日本(横浜)と比較して、フィリピンやベトナムそしてタイ等と比べて10倍前後の開きがありますね。
このデータは2016年(AREA Report)のものです。
日本以外のアジアの経済発展で、この賃金格差は縮まっていくんでしょうね。
そうなると日本に出稼ぎにアジアから来る魅力は薄れる訳で。。
アジアからの出稼ぎの魅力が日本にある内が花です。
工場はどんどんロボット化やAI化されていくので人自体もいらなくなってくるだろうし。
近い将来、出稼ぎの概念自体も無くなってくるのかも。
そうしたら、レジャーや遊びとかの観光資源のみが日本の魅力になりそう。
今の内、アジアの出稼ぎ世代の彼らにスキーとかで遊んでもらい、良い思い出をバンバン海外に発信していって欲しいです。
そんなスキー日和な一日でした。