株式投資を始めて、いろんな書物をこれまで以上に読みふけるようになりました。少しでもお金持ちになりたいからという動機ではないような気がしてます。
どちらかと言うと資本経済がどんなものなのか?
とか
なんでサラリーマンってどこまで行っても苦しいんだろうといったような漠然とした答えが知りたいのかもしれません。
多分そんな人が多かれ少なかれ世の中に多くいるんだと思います。なのでその疑問にストレートに答えている本がよく書店に並んでます。
ホリエモンさんの本が良く売れるのは、資本主義社会の中のいわゆる労働者心理に向けてストレートにモノ申しているからなんじゃないかなと感じてます。
私も書店に立ち寄った時はよく立ち読みしてます。媚びを売って発言していないところも受けているんだと思います。
わかっちゃいるけど。。そうは言ってもねぇといったような記事が多いです。
でもストレートな物言いは好きです。
たくさんの書物を読むようになったもののひとつに【バロンズの拾い読み】があります。
SBI証券でも楽天証券でも条件次第で無料で読めます。
普通に購読すると数千円もして大変高価です。
ウォールストリートジャーナル誌が発行しているものなので、アメリカ経済圏視点からの記事多く、日経新聞などの記事とは違った視点で読めます。
そのなかのある記事でゲーリーシュタインガードさんという小説家が、ヘッジファンド人達を独自の視点で観た記事が印象的でした。
ヘッジファンドの人は一般庶民より桁違いの収入を得ている人たちです。
シュタインガードさんからみたヘッジファンドの人たちはというと。。
彼らの多くは非常に不幸せだと感じているのは意外だった。
金に取りつかれると、人生の大きな部分に影響を受ける。
富属層はじぶんのためにしか行動できない。
金を稼ぐことは問題ない、インセンティブを与える。しかし一定の金額を超えたら、金から得られる喜びは、スポーツのスコアカードを付ける喜び以上のものでは無くなることを認識すべきだ。
※バロン拾い読み 9月10日号より引用※
と、かなり豊かさとは真逆の印象をもっていることが伺えます。
足るを知るというか、投資の出口戦略はとても重要だなと考えさせられました。
そもそも増やしたいと願う気持ちそのものが、不幸の始まりなのかもしれません。
私の現在の投資の認識の理想は究極の社会貢献だと思ってます。
あくまで理想ですよ。
現実は日々の株価に一喜一憂してます。。。
心の底からそう思えるように運用できたら、幸せというか豊かというか、キャラで言えば花咲かじいさんのようなそんなイメージが究極の姿かなと勝手に考えてます。
投資を通じて利他的な思考回路になってくのであれば、多分幸せになれるとおもいます。
投資を通じて利己的なっていけば、その逆の道を歩んでしまうのでしょう。
おかねって結局のところは幻想。。。。
資してなんぼ。利他的に使ってなんぼなんだと思います。
そんな理想に一歩でも近づけるような投資をして、幸せで豊かな日常を送りたいです。