今週中はお盆休みで、まとまった時間が取れています。
私の住まいは広島ですが、西日本豪雨災害の被害は直接はありませんでした。
地区が変われば1か月以上たった現在も土砂災害の爪痕が大きい所が沢山あります。
一昨日から天気が回復していたので、各地域のボランティアセンターが開設されて今回の西日本豪雨被害のボランティアに携わりました。
私が行った坂町のボランティアセンターは受け入れから現地への派遣、現地のニーズに対するコーディネートがとても適切でスムースに行われていて組織的にしっかりしていました。
微力ながら被災地を手伝うことができました。
また、作業風景をブログ用に写真に撮っておこうかと頭をよぎりましたが、被災された方や土砂で破壊された家屋を目の当たりにしたら、そんな気持ちは吹っ飛びました。
復興に向けて進んでますが、復旧もしていない家屋や移設がまだまだたくさんあります。
豪雨災害の時の雨量は何十年に一度の雨と気象庁等は発表しますが、災害自体は広島では特に頻繁に発生しています。
1999年は6.29豪雨災害という災害があり、当時学生だった時に校舎の隣接地域が被災しました。
2014年には、平成26年8月豪雨という災害が私の住んでいる周辺地区起きていいます。
今回も含めて、どの災害時も全てボランティアで何らかの作業をしてます。
広島で生まれて育った私にとって土砂災害はそんなに特別な出来事では無くなってきています。
いずれも6~8月の時期の大雨が原因です。
広島の夏は大雨被害と隣合わせの地域だと言っていいのかもしれません。
今回被害が大きかった坂町の地域は最近でこそ大雨の被害が無かったそうですが、100年単位という時間軸でみると大雨が発生しており、石碑まであったのに人々の感心が薄くなっているという記事が地元紙に掲載されていました。
この記事のことは、ボランティアで派遣された地区の自治会の方と話題になり記事の通り関心が薄かったという趣旨の話をしました。
100年以上前だと誰の記憶にも残っていないけれど、それを伝える石碑があったにも関わらず伝えられた後世の我々が関心を持てなかったことは、人間の本質かもしれません。
のど元を過ぎれば熱さを忘れるし、そもそも嫌な事やつらいことは、人間の脳は忘れるように出来ているそうです。
今回の災害も何らかの形で後世に伝えられていくでしょう。
後世に伝えるという意味に置いては、良い事よりも、悪い出来事の方が受け取る側にとって有益なことなのかもしれません。
記事の石碑も今回の出来事をきっかけに見直されるはずです。
話題は変わって
本ブログにおいても、投資のことについてはなるべく悪い時の事を積極的に綴っていこうと思います。
当然、投資結果が良い時期の方が記事は書きやすいのですが、悪い時期こそ読む側にとっては有益な事なのかなと今回の出来事を通じて感じたからです。
備忘録が主のブログですが、読む側の事も考えながら今後書いていこうと思います。