私は40代サラリーマンです。約10年前に転職していますが基本的に職種は機械系のエンジニアです。
職場が違っていても一貫して開発系の仕事に携わっています。
もう20年近くになりますが、最近サラリーマンはつくづく自分でコントロールできる事が少ないと感じてます。
好きな事だけを仕事にしたいというフリーランスのような仕事にあこがれますが、実際はどうなんでしょうか?
そんな考えに陥るときは、
常に集団の中での自分の役割役割を考えます。
例えるなら蜂の巣でしょうか?
蜂一匹だけ存在していてもなんにも意味がありません。集団で巣を作り次世代に子孫を残すことを誰からも教わらずにせっせと飛んでは自分の役割を果たして死んでいきます。
人間もそんな蜂とあんまり大差はないです。
蜂自身は自分のやりたい事があるのでしょか?
多分無いと思います。
あるのは集団の中の本能的な役割だけでしょう。
人間も蜂も一人でいきてはいけません。一人で何かができると思い込むのは大間違いです。
どんなことでも人と繋がっています。集団の中でしか動物は生きることはできません。
サルのはぐれオスは集団から疎外されると、直ぐに死んでしまうそうです。
人間も同じようなものでしょう。
そう考えると、自分でコントロールできないこと自体に悩むの事がなにか間違いのような気がします。
集団での役割を果たせる事こそが生きる道なのかなと。
こんなことを考えているサラリーマンが多いと思います。
だから、自己啓発本が売れます、そんなことないんだよ、自分の好きなように生きろと。。。
生き方本みたいなのが、タケノコのように発売されてます。
ものすごく誘惑にかられますが、私は立ち読み程度でぱらぱらめくっておしまいにしてます。
読んだ瞬間は生き方が変われたような気分が味わえるのでビタミン本とも呼ばれてるみたいで妙に納得しました。
そんな本を読んだだけで人は劇的に変わりません。
サラリーマンだろうがフリーランスだろうが、集団(繋がり)の中でしか人は生きれません。
自分自身の好き嫌いと周りが求める役割は別モノです。
好きな仕事ややりがいのある仕事というのは恐らく幻想でしょう。
役割を終えたら後は自分の好きなことをすればいいんです。