メキシコに行く為トランジットで訪れているヒューストンも三日目になりました。日本と同じく日中は灼熱の地域です。泊まっている民泊は冷蔵庫並みに冷えていて快適で助かってます。
今日もウーバータクシーを利用してヒューストンにしかない処を巡ってみることにします。
タクシーで約50分位の所にある、NASAジョンソン宇宙センターです。
見学施設を兼ねている研究施設で、宇宙開発そのものの歴史が思う存分味わえる施設です。
その歴史は1960年代から始まり、マーキュリー計画、ジェミニ計画、そして月面着陸したアポロ計画、さらには現在計画されている月面探査、火星への計画までが分かる施設になってます。
そもそも月に1969年に初到達している事を含めた圧倒的な説得力が、展示物一つ一つから伝わってきます。
歴代の宇宙飛行士達の写真。国家の威信をかけた一大計画であることがひしひしと伝わってきます。
そして宇宙計画の主役は民間事業へ、スペースXの事なども展示されていて、火星を目指していることなんが分かり驚くばかり。アメリカ開拓精神を否応なく感じる事ができましまた。
ジョンソン宇宙センターでは、展示物の他にツアーにも参加できるようになってます。
専用のアプリで申し込んでバスに乗り込みます。
もうアメリカではコロナは無かった事になってるっぽい。マスクしてる人なんてほんと少数派です。
現在進行形の実験施設をそのまま見学する事ができます。ガラス越しのため音は聞こえないですが、月面での作業シュミレーション等をやっている様子が伺えました。
燃料ロケットのスケール半端ない。
今は使われていない1960~70年代に活躍した本物の司令室も見学できるツアーにも参加しました。
映画の中でしか見た事なかった、NASAの実際に使用されていた司令室。見応え十分でした。
ちょっとした階段通路の踊り場にもさり気なく宇宙飛行士の写真が飾ってあります。
宇宙への挑戦の歴史が分かり、その圧倒的な説得力に魅了されっぱなしでした。
初めて月面着陸を果たしたアポロ11号のロゴ。
映画にもなったアポロ13のロゴ。
昼飯の時間も惜しくて、施設内のフードコートで簡単に済ませて、施設を取りこぼす事無く見て周りました。
あっという間に一日が過ぎ時刻は既に夕方。外を出ると激しい夕立が来そうな天候になってました。
帰りのタクシーをウーバーて呼んで、ラッシュアワーの中、宿まで帰ります。
晩飯はタクシーの運ちゃんが美味しいと勧めてくれた、BBQが楽しめるレストランで。炭で焼かれた豚肉が美味すぎてサイコーでした。無骨な味が堪らなかったです。これぞテキサスって感じのメニューでそ大満足。ビールとセットで4000円くらい。
レストランで食事する度に円安と物価高を感じますね。
レストランを出ると夕立が激しくなったのでそのまま宿に帰ってマッタリとしました。
ヒューストン滞在は今日まで。明日からこの旅の最終目的であるメキシコに向かいます。