北朝鮮へのスパイ行動をしていたデンマーク人の10年間を追った実録ドキュメンタリー。
ネットフリックスで視聴できます。
北朝鮮への武器輸出入の闇のビジネスを、隠しカメラで赤裸々に映像化されています。
イメージ映像は映画の中では皆無で、全てのスパイ行動が実録で公開されてるという圧倒的な説得力がヤバすぎです。
国連から経済制裁を厳しく受けている北朝鮮。軍事目的の武器に関する詳細な値段と闇ビジネスの一部始終が明け透けに映像として捉えられていて、惜しげもなく映画の中で公開されています。
北朝鮮軍事の最高機密情報がスパイの手で明らかにされていきます。
国際的社会から孤立し制裁を受けているが故に、闇ビジネスが第三国の手によって商業映画化されるのは北朝鮮にとってはなんとも皮肉なことですね。
先進国の軍事機密がこんな形で映画化されることはまずあり得ないでしょうからね。
それだけに、ガチのスパイ活動かネットブリックスを通じて映画として観れてしまうのはホント凄いの一言。
映画の中に登場する、北朝鮮国家の元で働く関係者達は間違いなく北朝鮮内で粛清されていることでしょう。
隠しカメラや決して表沙汰にならないだろうと思われて撮影された北朝鮮闇ビジネスの映像で終始語られるドキュメンタリー映画。
こんな作品見たことないです。ほんとヤバすぎ。