日本の数少ない成長産業であるロケット分野について、その一躍を担うであろう企業に投資しました。

北海道大樹町にある、ロケットベンチャー企業のインターステラテクノロジーズです。
投資の形態は、同会社が新設する溶接工場の大家さんの1人になるという不動産型の投資。
大気圏を突入する為には、とても制度の高い溶接技術が要求され、安価なロケット制作を目標にするためには、自前で溶接する方が品質、コスト、納期面て1番合理的な判断だったのでしょう。
その為には、自前の溶接組立工場が必要。その施設に不動産投資ですることで共同オーナーと言う立場となります。
不動産投資で利回りを得ながらも、ロケットに投資した気持ちになれるのが良い仕組みだと思います。
利回り5%代自体は、上場株で購入可能なリート株の分配金と比べて大差はありません。
加えて、今回の利回りくんと、上場株でリートを購入するのとはリスクも大きく違うんです。
株式投資のリートは有限責任タイプ。出資額以上の金額を負うことはありません。
一方今回の不動産投資型クラウドファンディングは無限責任を負うタイプ。出資額以上の責任が発生します。
この辺りのリスクも検討した上で投資を決断しました。
投資額は10万円。年間利回りは約5千円の投資となります。

ロケット会社に上場企業として直接投資できる会社は日米見渡してもほとんどありません。
アマゾンやテスラが出資しているロケットベンチャーのブルーオリジンやスペースxには直接投資することは出来ません。
日本でもそれは同じ。なので今回の投資案件を通じてでも、宇宙開発事業に関わって少しでも知識を得たい思いがありました。
今後も米国企業が世界をリードしていく構造は変わらないと思いますが、ワンチャン日本企業の成長が望めるのはロケット開発産業関連です。
数少ない日本企業の成長分野の1つ投資し、今回の投資を通じてロケットビジネスの未来を考えて行きたいです。