日本株には手を出さなかったバフェット氏が総合商社株の購入を公開して話題になりました。
マイポートフォリオでも日本の商社株を購入すべく検討してみたいと思います。※グラフは就活サイトから一部引用
まずは三菱商事
金属資源を強みとする、業績に体系になってます。
5年株価はこんな感じ
株価はほぼ横ばいって感じです。資源系は国家利益や政治に左右されやすく価格変動の影響が大きいのかここ3年くらいでみれば下降気味を描ています。
続いて、伊藤忠商事
金属資源と同じくらいに繊維や食料の業績が立っています。
繊維系だと「ポール・スミス」「コンバース」、飲食だと「エビアン」「ファミリーマート」を手掛けており、結構身の回りに消費に近い感じの商社です。
あとガソリンスタンドも伊藤忠をよく見かけますね。
5年株価はこんな感じ
三菱とは対照的に過去3年くらは上昇で推移してますね。このことから金属資源以外の分野が好調だと伺えます。
3番目は三井物産
これも三菱商事と同じく金属資源がメインの業績になってます。
資源価格に左右されるリスクがあるのは三菱商事と同じといったところでしょうかね。
5年株価はこんな感じ。
三菱を同じく横一線の株価。三菱よりかは長期的に見て下げ幅が少ないように感じます。
4番目は丸紅
電力事業と、穀物事業の2大柱が、どちらもマイナスの業績(2019年)です。
電力事業は今後、EVへの急速なシフト化に伴い急成長する予感があります。穀物事業も決してなくなる産業ではないし、業績が悪い今の時期が意外に買いのチャンスかも。
伊藤忠からのれん分けみたいな形で独立し、その後急成長を遂げていってる企業なんですね。
5年株価はこんな感じ。
三菱や三井と同様に横一線の株価推移が特徴的です。コロナショック下落の半分くらいの回復幅でしょうか。配当利回りが5%を超えているのは魅力的です。
最後は住友商事
金属事業はマイナスですが、資源・生活・デジタル分野が均等でプラスなのは良いイメージを持ちます。
金属事業の業績次第で底堅い盤石さを他の商社よりは感じますね。他の商社に比べて、がっつり儲けるわけではないが、損もしないそんな印象。
5年株価はこんな感じ
コロナショックからほとんど立ち直っていません。株価も横一線状態。
どの商社株の配当利回りが3~5%で高いのは成熟企業の証ではないでしょうか?
私が購入したい順で並べると
伊藤忠>丸紅>住友>三井>三菱
かなと感じてます。
ビジネスの舞台で決して主役になれない商社ですが、黒子での存在感は日本経済に歴史的にもみても計り知れない影響を与えています。
今後もこの盤石さには変化はなく。しかし柔軟にビジネスモデルは都度変化させて成長してくのでしょう。
日本株のポートフォリオに商社をいれる覚悟ができ始めました。
あとは銘柄から買うかですが、じっくりと検討していきたいです。