AI技術が進歩したら、AIと恋愛しても不思議ではなくなる日がもうそこまで来てるのかもしれない。
人が愛する対象は何も異性や家族とか人間だけにはとどまりませんよね。
たとえばクルマ。
機械製品なのにもかかわらず、愛車と表現したりします。
【愛車は家族】ではじまるCMのキャッチコピーが昔あったくらいです。
動物やペットも同じですね。
犬は愛犬と呼んだりすることもあります。
それでは最近特に目覚ましい技術発展をしているAIに、こんなことがおきるのでしょうか。
以前、手塚治を機械学習したAIが週間モーニングの巻頭にでていてそのクオリティにビックリしました。
AIだと説明がなければ、本人が書いたとしか思えなかったです。
漫画以外でもAI美空ひばりが、ご家族や関係者・Fanの方に新曲を披露して感動を呼んでました。
故人へ冒涜だとか批判が様々ありますが、私は番組をみて素直に感動しました。
その番組の中で感動している方を見て、AIの可能性にワクワクしたし、AIは人を今以上に豊かにしてくれるツールになっていくだろうと感じました。
そして人間にとって一番身近な家族や異性についてはどうでしょうか。
家族や異性がAIだったらどんな人生になていくのか。
映画【her/世界でひとつの彼女】ではAIと人間の恋愛模様が描かれています。
映画の中で描かれているAIと人間との間のいろんな出来事が、こんなことって実際にありえそうだなと納得できるシーンがたくさんありました。
2014年公開で5年以上も前の映画です。
公開当時にみたとしても、あまりに先進すぎてリアリティが持てなかったもしれません。
しかし、AI手塚治虫やAI美空ひばりが登場し、AI技術がひと昔前よりグッと身近にかんじられる世の中になっています。
なので、AIと過ごす家族や異性もあながちSFではなくなってきてると思ってます。
この映画で描かれているAIとの恋愛模様は、いずれ実社会でも起こってもなんら不思議ではないです。
映画の中では、AI自身が男性との関係に苦しみ、説明がつかない感情(アルゴリズム)に苦しめられて悩む場面があります。
人間同士が感じる恋愛模様となんら変わらない関係が映画では描かれています。
愛車や愛犬と呼ばれるように、愛AIと扱われる日もそう遠くではないなとこの映画は教えてくれました。
映画としても十分満足いく内容でオモシロかったですね。
人間の恋愛対象は必ずしも人間だけではない。
こんなことが世の中的に、あたりまえになる日が近くなってるかもしれないですね。