読書

【読書】Life Shift。人生はマルチステージ化に向かう。

投稿日:2020-04-13 更新日:

YOUTUBEで良く見るDAIGOチャンネルでお勧めされてる本が気になっていたので、書店で立ち読みにふけってました。

 

立ち読みではじっくりと読みたい内容でした。けど立ち読みの方が驚くほど集中して読めてしまうので、しばらく時間を忘れて読みふけってました。

初版は2016年なんですねもう4年も前に書かれた本です。

多分2016年頃読んだとしても、ほとんど共感していなかったでしょう。

初版から4年経った今だからかなりその通りだなと思える部分がたくさんりました。

それだけこの本が先進的なものだということでしょう。

時が経つにつれてこの本の未来予測が当たってきていてオモシロイです。

出版元は米国四季報を出版しているところ同じ東洋経済。

経済的な事実とデータを元に今後の未来を語っているのでなるほどなと思わせることがたくさん書いてあります。

教育・仕事・労働の3ステージの人生は終わりをつげようといていることが随所にでてきます。

 

長寿化の試練と チャンスを前にして、個人や夫婦、家族、友人グループが実験し、既存のやり方を壊し、それを再構築し、意見を交わし、諜論を戦わせ、苛立ちを覚える必要がある。 

多くの人が行動を起こし、議論することによって生まれるのは、生産的な人生を送るための新しい模範的なモデルではない。

柔軟性と個人の自由を求める思いが人々に共有されるようになるのだ。

これからの生き方に今は明確な答えが無く試行錯誤を繰り返していくしかないよう。

これからは、多様が当たり前になり、共有や許容が必要になってくる。

でも大企業を中心にこの変化には、柔軟性が足りないようです。

企業が変化に迅速に対応できない理由の一つは、まさにこの点にある。ここで、長寿化時代の大がかりな社会的闘争が起きるだろう。

企業と政府が標準化されたシンプルなモデ ルを好むのに対し、個人は柔軟性と選択肢を拡大させようとする。画一性がもたらす効率か 個人の選択肢の多さか社会は、この二律青反に関してどこでバランスを取るかを決めなく てはならない。おそらく組織より個人重視の傾向が強まるだろうと、著者たちは予測している 。

大企業の一括採用制度とかはもはやは意味ない気がする。

この時期に、リクルートスーツ着た新社会人が風物詩みたいに見えるがあと徐々に過去のものになるのかもしれないです。

 

人生はマルチステージ化する

 

教育・仕事・引退の3ステージの人生に代わって登場するのがマルチステージの人生。

たとえば生涯に二つ、もしくは三つのキャリアをもつようになるそう。

当然人生の労働時間も増えるが余暇の時間も増えていきます。

これまでの余暇の価値観も変えていく必要があると主張してます


娯楽から、再創造を提言されてます。

 

余暇時間を使ってスキルや健康や人間関係に投資するというのは、魅力的な話に思えないかもしれない。

これまでの典型的な余暇の過ごし方は、ソファで映画を見たり、海でセーリングをしたり、コンピュータゲームをしたりして時間を消費することだった。

しかし、寿命が延びて増えた余暇時間は、投資のためにも使うべきだ。人生が短かった頃は、余暇をもっぱらリラックスのために用いるのが理にかなっていたが、人生が長くなれば、余暇は、新しいステージに向けて自分を再創造するための投資の時間にもなる。

100年ライフの恩恵の一つは、余暇時間の使い方を見直し、消費とレクリエーション(娯楽)の比重を減らして、投資とリ·クリエーション(再創造)の比重を増やせることなのかもしれない。

この部分が自分にはとてもしっくりきました。

余りまくるだろう100年人生の時間は、これまでの娯楽で時間をつぶすよりも再創造を考え自己投資をやった方が良いと私は理解しました。

遊びでもこれまでの労働でもない、遊んでいるように稼いだり不労所得で生活していくことがこれから必要になっていくのだと思います。

 

旧態依然とした企業に在籍しつつも、株式投資や副業に軸足を移していいきマルチ化することが自分にとってのライフシフトだなと感じました。

 

結局、既に投資もかれこれ15年以上しているし、個人事業主としての副業も軌道に乗りつつあり、この本で提唱しているマルチ化は既に私にとって実践済の内容です。

この本で、改めて今自分が実践していることが、そんなに間違ったことではないのかと答え合わせしたような感覚になりました。

今のエンジニアの仕事を続けつつ投資や副業のマルチ化人生で、豊かになっていければと思います。

 

 



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米国、日本、ベトナムの個別株・ETF・投資信託をMIXして長期運用しています。


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