昨年から地元企業と複業で関わり合いを持つようになってます。
4社ほどお付き合いをさせていただくことになりそうです。
今年度末に向けて、書面契約とかの準備をすすめており、来春からは複業に関して本格的に始動していくことになりそうです。
これまで労働といえばバイトやサラリーマンでしか収入源が無かったのが新たに個人と企業との委託契約の報酬という形で収入枠が増える形となります。
その際に考えてなくてはいけないのが納税面。
委託契約で働く場合は、事業所得という扱いになるのが濃厚。
サラリーマンだけやっていれば収入に関して税金面のことほとんど知らなくてもやっていけます。
株式投資に関していても、課税口座で源泉徴収ありで取引していれば、確定申告などは基本的に不要です。
しかし、委託契約(いわゆるフリーランス契約)で働く場合は、全て自己申告です。
この領域に関しては結構な時間をかけて調べました。
結局のところ数千円や数万円でも申告自体はする必要がありそうです。
納税に関してはかなり保守的な考え方で取り組んだ方が無難な感じです。
あと、納税の知識と同時に経費関係についても知識を持っておく必要がでてきました。
ホームページ作成等、スマホやpcを使ってする作業が多いので、携帯代金を経費扱にできたりします。
企業に車で出向いたりするので、車のガソリン代や駐車場代も同じく経費にできます。
自営業していた人にとっては当たり前のことが、サラリーマンには非常識なことがかなりたくさんあります。
サラリーマンしながら個人事業主としての側面を、復業活動で持たざるを得なくなりました。
さんざん調べた結果、開業届が必要だという結論に達し、今週月曜日に早速税務署へ申請にいきました。
開業の一番の目的は、節税効果です。
控除ができたり、固定費を原価償却できたり、赤字繰り越しできたりします。
この辺りもサラリーマンだけしていたら、出逢わない知識です。
開業することへのリスクと言えば、サラリーマン辞めた時の失業保険はもらえなくなること。
副業収入に関わらず安易にサラリーマンを辞めないほうが良さそう。
辞めて次仕事決まるまでは、保険貰いながら過ごそうなんて甘い考えは、開業届とともにサヨナラしなければいけません。
こうしてみると、日本のサラリーマンって結構手厚く保護されてます。
自発的に辞めない限り解雇のハードルは以上に高いし、失業状態になっても一定期間は保険が効くし。
社畜化(思考停止させられる)する代わりに手厚い生活保障がサラリーマンの利点なのだと分かりました。
しかしこれまでのサラリーマン感覚では立ち行かなくなっていくのがこれからの日本。
定年の概念も形骸化していくと思ってますし、同じ会社に一生働くという選択肢はメインの働き方にはなっていかないでしょう。
いつ本業を辞めても(辞めさせられても)どうにでもできる選択肢をもっておきたいです。
株式投資や複業活動もその選択肢ひとつと考えています。