株価の冴えない日本企業からの配当金です。
日清食品と日本M&Aセンターからそれぞれ配当金がありました。
合計しても1,000円程度ですが、どちらの株価も冴えないので微々たる額でも配当金をだしてくれることはありがたいです。
KYBに限っては無配となりました。
去年の品質不適切問題で株価が急落したときに拾いました。
株価急落時に買い付けて今は15%程度の含み益ですが、配当金は無配に転じました。
一時期より50%落ち込んでいるので今の株価も回復とは言えないですね。
なによりこの企業の業績は今後も芳しくないかもしれません。
ダンパー品質不適切問題に加えて、防衛装備ビジネスで工数を不適切に請求して問題となっており財務上にも影響がでています。
また、売り上げ構成比の4割強が国内で今後の自動車国内販売数が頭打ちになっていくなか自動車関連部品も同じように頭打ちになるはず。
最底値より少し上向いたところで何とか売り抜きたいと思います。
日清の財務状態は上向きつつあるし、アジアへ積極的にカップ麺を中心にマーケットを獲得しつつあるので株価はさえないですが長期保有で考えておいて問題ないです。
日本M&Aも今後企業買収が個人も含めて活発化しそうなので投資しておいて損はないと思ってます。
自らが企業買収に参画するよりも仲介業者に投資しておいた方が、無難で一歩引いたところからM&Aのマーケットをみれると思ってます。
不動産で言えば、現物不動産に投資するのではなくリート(不動産投資信託)に投資しているような感覚ですかね。
いずれにしても日本株市場自体が冴えません。
先週末の投資セミナーに参加してみて言われてたのは、日本は先進国の中でも一番の割安市場になっているとか、ようするに人気が無いんです。
世界の投資家に見限られているんです。
先週のセミナーで日本株の成長株銘柄の解説をしてましたが、到底値上がり前に予測はできいなだろうなといった企業ばかりでした。
じゃぁTIPIX連動型のインディックスに投資といってもここ2年位は右肩下がりです。
日本市場は一部の投資家にしかかもはや恩恵はない難しい市場になっているのが実感です。
米国インディックスがコア投資には変わりありませんが、サテライトでさえ日本市場は適切なんじゃないかって思ってます。
日本株のポートフォリオの見直しの時期にきている感じがしますね。
日本に変わるサテライト的な国といったら、真っ先にベトナムを思い浮かべます。
平均年齢若い国だし勤勉な人柄で、経済発展が著しい国だそうですね。
だそうですねと言うのは実際にベトナムに行ったことが無いからです。
投資する国としては有力ですが、FANGを代表する米国企業のように普段身の回りに感じることができないのでいまいちピンときません。
ベトナムに投資するんだとしても株価やネットでの企業情報だけみて投資するのは絶対にしません。
せめて現地に足を運んで自分なりに感じることが第一だと思ってます。
米国企業も自分の身の回りに感じられて、納得できる企業にしか投資していません。(ETFは除きますけど)
たとえ成長が著しい企業でも自分が何をやっているのかいまいち理解できていなければ投資としては考えたくないです。
この投資方法が正解なのかはわかりませんが、自分なりの納得感は大事だとおもってます。(だって自分の大切な資産なんだから)
それがないといろんな情報に振り回されます。
ベトナムは投資有力国だと思ってますが、大前提はその国を自分なりに感じることです。
ベトナム投資の前にベトナム視察を計画してみたいですね。