投資方針

30代からの資産運用。長期投資の重要性。バフェットさんからの二つのメッセージ

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30代からの資産運用で投資方針を決めるには「オマハの賢人」と呼ばれるウォーレン・バフェットさんの言葉や手紙を参考にしてみると良いです。

 

ことしもバフェットさんが経営するバークシャー・ハザウェイの株主に年に1回送る手紙が公開されていたので抜粋しておきたいと思います。

 

今年の手紙の主なメッセージに二つのことが書かれています。

 

ひとつめは

「世界を見渡しても米国株が有望」

「自分が株を買ったのは77年前の11歳のとき、114.75ドルでした」
「この114.75ドルが仮にS&P500種株価指数に連動する無コストの投信に投じられすべての配当が再投資されていれば、2019年1月末に資産は5288倍の60万6811ドルになっていました。年金のような非課税制度で100万ドル投資すれば53億ドルになっていたのです」

米国はリセッションこそ繰り返すものの、長期的には有望で結果的に右肩あがりを実現しています。日本はバブル時期の高値(3万円台)を未だに超えてません。

 

ふたつめは

「高額手数料の怖さ」です。

「過去77年間のS&Pへの年率リターンは11.8%でしたが、もし運用会社やコンサルタントに年1%の費用を払って年10.8%でしか運用できなかったら、利益は半分に削減され、26億5000万ドルになっていたでしょう」

バフェットさんは過去の株主への手紙でも、コストの恐ろしさを繰り返し注意喚起しています。

 

手数料の高いアクティブファンドや銀行が窓口販売するような商品は手数料高いです。あとロボアドバイザーも手数料は割高です。

 

まとめると

「普通の人はS&P500に連動する低コストのインデックス(指数連動)型投信でもいい」

という投資に尽きると言われています。

 

また

バフェットさんは自分の妻への遺言に

「遺産の9割はS&P500に連動するインデックス型投信で」

と書いているのは有名な話です。

 

大切な人には長期投資の重要性を伝えたいし、これから将来有望な20代30代の方には、知っておいて欲しい内容です。

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広島在住のサラリーマン。
米国、日本、ベトナムの個別株・ETF・投資信託をMIXして長期運用しています。


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