ビットコインを始め多くの仮想通貨が出回っていますが、投資として考えるべきではないです。
円もドルもビットコインもその他の仮想通貨は全て同じお金・通貨・貨幣であって本質的には同じだからです。
円やドルは日米の政府が発行しているので、あたりまえですが信用されています。
ビットコイン等のネットを利用した通貨は、ブロックチェーンと言われる安全性の高い技術で人々からの信用を得ていてお金の価値として流通しています。
円もドルもビットコインもお金なので、モノやサービスとして交換し消費すればなんの問題もありません。
またネット通じて取引できるのでこの点はどの通貨もネット上の仮想通貨です。
特にビットコインは円やドルと異なり格安の手数料で取引ができ、個人間送金も直接行え、銀行を挟まないので使用に制限がないとがメリットとしてあります。
なので、お金としてのビットコインはとても魅力的で今後も普及していけばよいと思います。
しかし、もてはやされているのは投資対象としてのビットコインです。
これには問題があると思います。
ビットコインの量には初めから総量が決まっており一定量しか世の中に普及させません。その他の仮想通貨も総量があらかじ決められているそうです。
ゲームセンターのメダルはある一定の総量がお店にあってプレーヤーは現金からメダルに交換してゲームを楽しみます。
メダルゲームなので、基本的には遊んだ分だけメダルが減っていき無くなればまた現金からメダルに交換します。
そのうちゲームセンターで遊びたい人がたくさん現れて、供給するメダルの量がだんだん減ってきました。
最初に購入したプレーヤーが遊べばメダルは新規のプレーヤへ循環していくのですが、人気に目を付けた一部のプレーヤーがメダルで遊ばずに保有を続けました。
そうるするとメダルで遊びたい人たちが従来の現金比率より高い値段でメダルを買うようになりました。
しかも総量が決まっているのでメダル自体に希少性が生まれてきました。
最初に買ったプレーヤーは保有し続けることで、メダルの価値を高めていきました。。。
とこのような解釈を私はしています。
プレーヤーがメダルで遊ぶことが、仮想通貨でいう消費に当たります。
基本的にメダルを使うことが目的なのに保有して希少性を高めることで利益を得ようとするのが投資なるのかといえばとても疑問です。
株式投資は企業に投資し企業が社会を通じて利益を得て株主に還元し、株主も企業も成長していくことが投資であり経済活動です。
仮想通貨の希少性による利益確保は投資でも経済活動でもないと思います。
通貨はあくまで通貨なので消費や株式などの投資に回してこそ経済活動になり社会が回っていくのです。
一定量の通貨を保有して価値を高めることは、最初に買い占めてる人に利益があるだけで、後から参入した方は損してしますので、早い者勝ちの世界です。
円やドルは政府が発行量を調整するので、この点はビットコント等の通貨とはちがうところです。
ビットコインを始めとする国が介入しない通貨は、希少性を高める思惑が発生してしまうのでどちらかといえば投機・ギャンブルに近いのではと思います。
消費行動を取る為の通貨であれば、当然ですがとても利用しやすいんですけどね。
この記事は米国投資でブログをかいておられ公認会計士でもある、ヒロさんにも意見をもらい、同じような認識とのコメントを頂きました。
金融に関しては全くの素人ですが、自分なり学んでいき多くの方のブログやコメントを参考にしつて、よりよい投資生活を送っていきたいです。
