特に日本株が主ですが、買った直後から一度もプラスにならない銘柄があります。
基本は損切りをしない投資方針ですが、あえて損失を一旦確定させて今年度の譲渡益にかかった税金を還付(厳密には先送り)させる方法があるようです。
投資ブログをさまよっていたら
ひとり配当金生活さんのブログに行きついてこんな記事に目巡り逢えました。
中身は、損益通算の損切りを年末頃の時期にあえて確定させておいて(その年に譲渡益があることが前提)その後営業日をまたいで同じ銘柄を買い戻す作戦です。
別に違法でも何でもなく普通の損益通算なのですが、損切り経験が一度もない私にとってはとても新鮮な情報でした。
投資方針を持つことは重要だと思いますが、損切りをしない方針そのものに執着してしまい柔軟な思考が欠落してました。
一旦、損を確定させますがその後同じ銘柄を買い戻せば事実上の長期投資になります。
株価は毎日変動するので、売った価格そのままでは買えないですし売買手数料がかかる点はデメリットと思いますが、還付される税金の額によってその年その年で判断すれば節税効果になります。
逆もまたしかりで、その年が評価損であれば、プラスの銘柄を一旦売却すれば譲渡益にかかる税金がかかりません。
厳密には税金の先送りですが、その年毎で節税できるのであれば幾らでも先送りして問題ないと思います。
多分損益通算を知っている方は至極当たり前な事なんだとおもいますが、今更ながらですが損切りのメリットが知れてうれしいです。
SBI証券のHP内にも普通に掲載されてます。
特に配当金にかかる税金は否応なしにかかってしまうので、その税金が翌年の年初に還付されるのは嬉しい情報です。
無知は恐ろしいですね。
一応このブログやツイッターでは投資家という立場で書いてますがこんな初歩的な的な情報も知らなかった自分がすこし嫌になりました。
優良な投資ブログの皆様にはほんとに感謝してます。
証券会社の情報よりも投資ブログのほうが有益な情報を得るきっかけになりやすいです。
先人達の様々な投資ブログが無ければ、ネット証券でこんなにも大胆に米国株を始めとする投資に参加できなかったと思います。(ポートフォリオの約95%は株式のリスク資産のポジションをとってますので
さて、実際に今年度はどのくらい譲渡益と配当金にかかった税金があるかといえば
約8,500円位です。
確定させる損失額は約42,000円を目途に行えば良さそうです。
日本個別銘柄を中心に損だしの銘柄を選定して確定させたいと思います。
候補はマツダ(7261)とエフピコ(7947)になります。
損失合計も4万円代なのでちょうど良いスケールです。