先週の市場下落のタイミングは、長期的に見ればバーゲンセールだと考えています。
ウエルスナビを月に1回3%以上プラスのタイミングで徐々に解約していて今月もマイルールに従い一部解約していました。
解約後は米国株の個別株にスイッチングしていたのですが、下落前までの約半年は、私のマイポートフォリオはほぼ右肩上がりでした。
それはそれでよい事なのですが、反面追加投資できないジレンマがありました。
新規でJNJやDIS等の比較的に長期でみれば割安な銘柄を見つけては投資していましたが、今月は追加投資先が見つからなかったのがうれしい悩みの種でした。
ほとんどの株が高値掴みになってしまうので、追加投資をあきらめていました。
一番追加投資したかったのがVISAでしたが、下落前までは綺麗な右肩あがりでチャンスがありませんでした。
しかしついにバーゲンセールがやってきました。
最高値付近から10%以上下落しました。
このタイミングは過去1年起きてません。
この下落がどこまで続くのか続かないのかは不明ですが、長期的に見れば一時的と判断しています。
なぜなら、この下落はVISA個別の問題ではないからです。引き続き事業は好調ですし営業利益やキャッシュフローに目立った変化がないです。
VISAの売上高は営業利益率は米国会社四季報ベースで抜粋すると、17年で約180億ドルの売上げに対して約120億ドルの営業利益で率にして60%以上もあります。
比較が適切でないかもしれませんが、マツダの営業利益率は3%付近なので、その差は比べるまでもありません。
業績の見通しも右肩上がりで、仮に横ばいになったとしてもその営業利益率がマイナスなるような事態はとうてい考えられません。
ビザの大大ダイバーゲンです!!
先週の木曜日に133ドルの指値で注文して見事約定しました。
すでに次の日は140ドル付近になっているので、底値で買い付けができたことになります。
ウエルスナビを毎月定期的に解約して個別株にスイッチングするタイミングと、市場下落のタイミングがたまたま一致した買い付けとなってます。
たまたま一致というのは、必ずしも今回の買値が最底とは言えないので。
今後のことは予想はできませんが、株価が回復していけば、文字通りバーゲンセールでの買い物になります。
これも長期投資が前提のなせる手法だと思います。
長期投資と言うのは向こう5年以上、無リスク資産にする必要が無い金額の範疇で運用しているので、例え暴落が続いてもなにもしない選択肢が最悪とれるからです。
もし生活資金で運用していたとすればこんな心境にはなれません。また短期的に運用実績を上げなければならない事情の方も同様でしょう。
我が家のリスク資産は、今後5年は生活資金に回す予定がとりあえずないことが前提の資金である為、今回のような買い付けも比較的淡々としていられるのだと思います。
なので、運用資金は生活資金に回すことがない余剰金として位置付けていられる、我が家の投資方針はとても重要なものになります。
ジュニアNISA枠についても、この下落のタイミングを見はからって買い付けを行っていきます。