投資方針

3Mは100年以上続く,じみーで手堅い企業

投稿日:2018-09-29 更新日:

ウエルスナビや楽ラップのロボアドバイザーの解約方針から個別銘柄のスイッチング先を検討してます。

 

個別銘柄は米国か日本でもどちらかにこだわらずに考えています。

 

そんななか毎週発行されるバロンズの拾い読みの中です。

3Mの記事が書かれていたので目に止まりました。

 

3Mと言えば真っ先に粘着テーブやポストイットを思い浮かべます。

 

企業検索してみると実にポストイットを含めた事業は全体の中のほんの一部です。

主には自動車関連の製品に多く製品や技術が使われています。

 

その商品群のなかで3Mブランドを全面に押し出す製品は、ほとんど存在しません。

 

商品が粘着テーブや吸音材なのでユーザーの眼には直接触れないものばかりだからです。

 

しかしその品質は抜群です。車を例にだすと、カー用品店で売られているダッシュボード等に張り付けるカーナビ等の固定具があります。

その裏面の接着テーブは3Mを使っている場合が多いです。

決して目立つものではありませんが一度接着されれば、自然に劣化して剥がれ落ちるということはほとんどありません。

しかもその接着品質は数年たっても経年劣化しないんです。

このことは一見当たり前のように感じるかもしれませんが、実はとても素晴らしい技術なんです。

 

車の室内環境はとても厳しいです。夏の炎天下や冬のマイマスの環境 、何より走行中の振動にも耐え抜かなればなりません。

 

カーナビをお店で買った時に、固定するテープが入っていると思います。それがもし簡単に剥がれて壊したなんてことになれば商品の保証問題になりますよね。

絶対に品質的に安心できるテープが使われれています。

そのテープの多くには3Mが選ばれています。

私の本業は車のエンジニア関連ですので、3Mの接着品質の凄さはわかっているつもりです。

素材関連の企業はブランドそのものが決して表に積極的にでることはありまぜん。

しかしブランドは主張せずその素材そのもので社会に価値貢献している企業はエンジニア目線からはとてもカッコいいし、縁の下の力持ちみたいで尊敬します。

 

3 Mは決して主張することない世の中の縁の下の企業の代表格です。

 

日本いえば工業用ミシン世界トップシェアのJUKIを思い浮かべます。

 

 

株価の方は今年初めから下落傾向で、バロンズ曰く証券アナリストとっては人気のない銘柄で逆張り妙味があるとしてます。

※バロンズ拾い読みより引用

 

米国関連の主要銘柄はここ半年くらいは右肩上がりの成長株ばかりなので数少ないお買い得銘柄のひとつでは無いかと位置付けてます。



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グーグルアドセンス


広島在住のサラリーマン。
米国、日本、ベトナムの個別株・ETF・投資信託をMIXして長期運用しています。


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