行き先が完全に不透明なトランプ関税ですが、株式市場は先月にも増して最高値圏を更新しそうです。
いずれリセッションは必ずきますが、どんなきっかけで来るのか?そしてどのタイミングなのかを事前に予測することは不可能です。
だからこそ、高値圏での買いポジションで利確を行います。

1. リスクの顕在化前に利益を確定する
投資の基本は、**「安い時に買って、高い時に売る」**ことです。しかし、トランプ氏が再選され、実際に大規模な関税が発動されれば、国際的なサプライチェーンは混乱し、多くの企業の業績悪化につながる可能性があります。そうなれば、株価は大きく下落し、投資信託の基準価額も連動して下がる可能性が高いでしょう。
関税という**「見えない壁」**が、市場に大きな不確実性をもたらしている今、関税発動によるマイナス影響が顕在化する前に、いったん利益を確定しておくことは非常に有効な戦略です。
例えば、これまで順調に成長してきたハイテク株中心の投資信託も、関税によるサプライチェーンの分断で大きな打撃を受けるかもしれません。関税が導入される前に売却し、**「含み益」を「確定利益」**に変えることで、将来的な損失を回避できます。
2. 再投資の機会を確保する
投資信託を売却して手元に現金を持つことは、リスク回避だけでなく、**「再投資のチャンスを掴む」**ことにもつながります。
市場が関税の影響で混乱し、株価が大きく下落すれば、多くの優良企業の株価が割安になる可能性があります。このタイミングで、現金を持って待機していれば、**「底値」**で魅力的な資産を買い付けることができるのです。
これは、まさに**「投資のバーゲンセール」**です。冷静に市場を観察し、関税の影響を受けにくい、あるいは逆に恩恵を受ける可能性のあるセクターや銘柄を見極め、安くなったタイミングで再投資を始める。これは、将来の大きなリターンにつながる可能性を秘めています。
3. ポートフォリオの再構築
トランプ氏の関税政策は、特定の国や産業に大きな影響を与えます。例えば、中国製品への関税が強化されれば、中国関連の投資信託は大きな打撃を受けるでしょう。
こうした状況が予測される今、ポートフォリオを再構築する絶好の機会と捉えることができます。
- 売却: 影響を受けそうな投資信託を売却する。
- 現金化: 一旦現金として保有する。
- 再検討: 関税の影響を受けにくい国内市場や、内需中心の企業、または関税の影響を回避できる企業に焦点を当てる。
このようにして、関税リスクを回避し、より安定した成長が期待できる新しいポートフォリオを構築することができます。
まとめ:売却は「守り」であり「攻め」でもある
トランプ関税の先行きが不透明な今、投資信託の売却は単なる**「逃げ」ではありません。それは、市場の不確実性から大切な資産を守る「守りの戦略」であると同時に、将来の再投資のチャンスを虎視眈々と狙う「攻めの戦略」**でもあります。
