台風直撃の広島を避けるように、夏休みは北アルプス登山にチャレンジしました。
登山を計画するときに、いちばん時間を費やすのが天気予報。
様々な情報を総合的に判断して、登山を決断します。
今回は三つの台風がお盆休み前に襲来する天気予測するにはかなり難しいシチュエーションでした。
直前の予報は、こんな感じ。
住んでいる広島は直撃ですが、北アルプスがある長野県は月曜日に登れるか登らないかの難しい判断。
台風が遅く過ぎれば、早めに登った方が良いし、予想よりも速く襲来すれば、嵐が過ぎ去った後にアタックすれば登れます。
登山はこの計画が登頂成功の半分くらいの要素を占めると思います。
決して危ない目に遭うために山に行くわけではありません。
夏の北アルプスは、本当に素晴らしく多くの人を魅了しているのは、言うまでもありません。
そんな登山を楽しむためには、決して危険を冒してまで行く必要はありません。
去年の夏は、立山雄山に登頂することが出来ました。
今年はアルプス入門山とも言われる、唐沢岳へチャレンジです。
自宅を出発したのは朝の五時、サクッと電車旅で半日かけて目的地の白馬駅まで。
刻々と変化する台風の進路。台風9号が日本列島を横断するのはほぼ確実に。
移動日の今日はは、そのまま宿に直行して翌日早朝にアタック予定を白馬駅に到着するまで決めてました。
時刻は13時、天気は夏晴れで無風。
明日この天気が持つとはかぎりません。
唐沢岳山頂まで行ける時間ではないですが、途中のハイキングコースは十分に楽しめる時間はありました。
明日の荒天だった場合を想定し、少しでも山を楽しむために、途中の八方池までのハイキングコースを、登ることにしました。
ハイキングコースまでは、ゴンドラとリフトを乗り継いでいっきに1800mまでいきます。
リフトを登り切ると、底からは約一時間のハイキングコース。
雲が多めですが、風もなく下界よりもかなり涼しい。
雲の晴れ間には麓も見渡せました。
これぞ北アルプスの夏登山。
緑が綺麗で、高山植物が咲き誇っていて気分は上場。
約1時間の上りて、八方池に到着です。
しかしガスが多く、見渡しは効きません。
こっからは上は、登山届けが必要な登山コース。
早朝アタックで無いと、日帰りでは無理なので、今日の登山は、ここまでで下山します。
帰りのリフトでは、絶景が楽しめました。
約2時間弱の山旅でしたが、北アルプスの玄関を楽しむことができました。
麓に帰り、今日泊まる宿近くの居酒屋で、地元名物の汁と、地酒で一杯。
帰宅後、オリンピック最終日をテレビで見るも、秒殺で寝てました。。
翌朝は早朝から、予報より早めの雨がふり、次第に風も強くなり、登山は断念。
台風予報下の登山でしたが、なんとか予定を早めて、途中まで登ることができました。
山は決して逃げませんので、またいつか登山にチャレンジすれば良いだけ。
今年の夏旅は、天気に左右された厳しい旅となりましたが安全第一。条件が整えばまたチャレンジします。