週末は複業を目的としたフィールドワークに参加しました。
働き改革の一環が背景で、中央官庁から働き方改革で様々な予算が組まれ、民間企業に運営が委託され様々なフィールドワークイベントが全国で行われています。
その中で広島県北の企業と複業したい個人とのマッチングを目的とした一泊二日のフィールドワークに参加しました。
副業や複業といえば、他の企業などに雇用されることを想像してしましがちですが、マッチングを委託契約の形で最終的に結ぶといった形式です。
このような雇用形態は、サラリーマンしながらや、セミリタイヤの方、定年退職後の方を中心にドンドン増えていきます。
今回参加したフィールドワークはこれまでの企業サラリーマン経験では得らることがない新たな経験でした。
リアルガチの大人修学旅行のようでした。
金曜日の早朝に広島駅集合。
その後東京参加者の皆さんと合流して県北の企業へバスツアー。
分刻みのスケジュールで多数の企業を訪問しました。
100年近くの歴史がある味噌・醤油製造の醸造所を訪れ、
その後は障害者福祉施設の訪問し、施設が運営する古民家でランチを食べ、地元市食材のアイスをご馳走になり。
下町ロケットを作ってそうな鉄工所を訪問し。
神楽で有名な宿泊施設へ
ここで、地元企業複数社と会合し、意見交換や交流。
夕食を堪能しながらも地元企業の方と意見交換。
夕食後は神楽観賞を愉しみました。
真剣に観たのは中学生以来ぶり。海外の観光客もちらほら。
その後は温泉に入り、深夜遅くまで参加者の皆さんと相部屋で2次会。復業について熱く語りました。
翌朝のチェックイン後は泊まった宿の施設の企業代表の方との交流。
宿泊施設のメインの神楽ドームは圧巻。
その後はバスで県北の更に山奥にある、椅子などのリフォームを手掛ける企業を訪問。
ランチは地元産のそばを食べながら介護施設の理事長の方との意見交換。
そして、無農薬ゆずでいろんな商品開発を手がける企業を訪問。
主力商品の一つであるゆずの果汁ジュースが体に染みわたりました。
企業訪問の後は、県北から広島駅中心部まで移動。
東京からの方はそこから空港へ移動し東京へ。
怒涛のフィールドワーク、リアルガチ修学旅行でした。
委託契約やマネタイズでうまくマッチングできればそれが最終的な目標とはなりますが、今回はお見合いイベントのようなものでした。
副業、複業は単に雇用を結ぶことだけではなくいろんな形があるかもと思えたのが一番の収穫でした。
この活動でがつがつ稼げそうなお金の匂いはしなかったです。
しかし人生をより豊かに楽しくできる活動ではありました。
むしろマネタイズやお金での価値交換ではない気がします。物々交換だったり、サービスやスキル同士の交換だったり情報共有だったり。稼ぎ方の根本を考えさせられました。
これからの働きかた改革やキャッシュレス社会の在り方をを少し想像できたイベントでもありました。