投資方針 雑記

【セミナー参加】リアル・マーケット・アナライズin広島

投稿日:2019-07-07 更新日:

7月の上旬はなぜか、投資セミナー関係のイベントが多いです。

 

この日は大阪でも楽天証券主催のサービス開始20周年記念と銘打って、イベントが開催されいました。

 

この大阪のセミナーと広島でのセミナー両方申し込んでんでいて近場のセミナーを選びました。大型連休であれば観光も兼ねて大阪入りしたいとこですが、今回大阪入りしても日帰りか一泊しかできないのでまた次の機会があれば参加することに。

どの情報も大阪株トークで知り合った、レイザーさんがSNS上で告知してくれたものです。

 

どの情報もネットで調べればヒットしますが、投資イベントは全国各地で沢山開かれているので迷います。しかし何度か投資コミュニティで知り合った方からの情報であれば信頼性が増してきます。

大阪も行きたかったですが、近場の広島のセミナーに参加しました。

場所は広島駅北に最近できた、地元TV局の新ビルにある大きな会議室で開催され、時間は午後からの3時間程度。

主な登壇者は、BSのTV番組でお馴染み方ばかりでした。

リアル・マーケット・アナライズという番組もSNS上でレイザーさんから知り得たものです。

リアルタイムでは見れていないですが録画で時間がある時は流してます。

普段は金融目線で物事をみるくせがついていないので、セミナーから得られる社会情勢と金融情報との考え方はとても参考になります。

そのTV出演者の肩のプレゼンで印象に残ったことを備忘録します。

 

・岡崎 良介さんのプレゼン内容

米国債の逆イールドカーブについての説明がありました。

20年利回りより、5年の方が利回りが低く、きれいな比例のグラフではなく真ん中が湾曲したようなイールドグラフとなり、逆イールドだということが良く分かります。

逆イールド状況の市場を背景に、岡崎さんは独自の持論で今後の見通しを語ってくれました。

ズバリ2023年までは米国は利下げしないと判断されています。

ドル安(円高局面)が続くと予想し、それに関する書籍も出版されたそうです。

景気後退を容認された発言で、いつ来てもおかしくない情勢だそうです。

過去を振り返れば、逆イールドを起こすと景気後退がくるとされています。

 

逆イールドと景気後退の関連性について今年初めに、私なりにブログで考察しました。

将来の景気後退の兆候?逆イールドだからと言って景気が後退するかなんて分からない。

ここでの私の結論は、何もしない(ホールド)でした。

 

まあ何も出来なかったいう方が近いですが。

 

今後も景気後退論は囁かれ続けると思いますが、淡々とホールドする予定です。ホールドすると言ってもそれは米国株に限った話。日本株は20%ルールで手放す予定。

 

・鈴木 一之さんのプレゼン内容

この方のプレゼンは国内株の成長株投資が主な内容でした。証券会社でトレーダーのキャリアも持つ方で、銘柄ベースでの解説がとても分かり易かったです。

 

鈴木さん注目の成長株情報

富士興産【5009】

令和から株価は2倍。安定のエネルギー関連銘柄。JXTGグループから燃料油やアスファルトなどの製品を調達していることが手堅いとのこと。

ダイジェット工業【6138】

大阪の精密加工具のメーカー。時価総額50億の中小銘柄。大手自動車メーカや5G関連の需要で今後期待できるとのこと。先週の株はストップ高で終えている。

商船三井【9104】

日本の大手海運会社。なぜ鈴木さんは成長株としてお勧めしていたのかは、聞き取れなかったですが、直近の1か月の株価をみるとプラス15%と日本株の中では良い成績。

ソニー【6758】

説明不要な日本を代表する大型企業。映像関連を中心としたコングロマリットになりつつあります。

 

ざっと成長銘柄の話を聞いて、私はソニーが一番魅力的に感じましたね。

それ以外の銘柄は、結果的には成長していますが、株価上昇まえに成長性を見抜くことはほぼ不可能だと感じました。

 

ソニーについては米国株で言うところの、ネットフリックスやディズニー等と映像コンテンツで肩を並べつつ、カメラ機器の開発製造も出来るところがこの企業の強みです。

ここ5年の株価をみても、概ね右肩上がりで、米国の好調銘柄とほぼ同じ動きをしていいます。単純に5年前の株価と比較すると2.3倍になっており日本株の中でも数少ない成長株です。

 

どんなパネリストの方が良そうや評価をしたところで、今後の事は分かりませんし、すべては自己責任の世界です。

ただし、トレードや資産運用の世界に身を置いている人の話は、普段の自分の思考とは異なっているので面白かったし参考になりました。

セミナー後半は参加できませんでしたが、それでも今回の二人のプレゼンは貴重でした。

決して鵜呑みにすることはありませんが銘柄選択や売買タイミングの重要な情報になりました。

今回のセミナーで日本株も新ためて興味が湧きましたね。

具体的にはソニーです。

今後も米国企業を肩を並べて成長してくれる可能性がある銘柄だと思います。

またソニーは長期投資銘柄として考えても良いんじゃないかと今回のセミナーを投資て感じました。

 

ところで参加している人をさらっと見渡しましたが、明らかに定年世代の男性が主でしたね。

女性や30~40代っぽい方もいましたが少数でした。ここでも若い世代には投資は浸透していないことを実感。

投資自体はたいくつですからね。成長企業や成長経済に思いを馳せたりするのワクワクして楽しいんですけどね。

 



-投資方針, 雑記

執筆者:


  1. レイザー より:

    良い体験をされましたね。お時間なくてゲストの方のお話が聞けなかったのが残念ですが。今回はエミン・ユルマズさんだったのでは?数ヶ月前からソニー(6758)保有しています。ここのところバルチック海運指数がどんどん上昇しているので、その間は商船三井の株価は上昇しやすいでしょうね。(ご紹介ありがとう。)

    • うえぞん より:

      こんばんは。セミナー参加は他の人の考え方が参考にできる良い体験になりました。バルチック海運という指数は初めてしりました。乾貨物運搬の運賃と相関が商船三井の株価にはありそうですね。ソニーを数か月前に購入ということは絶好の購入タイミングでしたね。数少ない日本の成長株ですがソニーは欲しいなと思ってます。買うタイミングは難しいですが長期保有目的で有ればまずは単元株以下で保有したいです。

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広島在住のサラリーマン。
米国、日本、ベトナムの個別株・ETF・投資信託をMIXして長期運用しています。


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