バンガードの創設者、故ボーグルさんからのメッセージ
楽天証券やSBI証券から毎週発行されるバロンズの拾い読み(ウォールストリートジャーナル発行金融誌)に興味深い記事があったので紹介したいです。
プロの投資家とそうでない人達の考え方はそんなに大きく違うものでないと読んで感じました。
ボーグルさんも複雑な知識や技術は不要だということを言ってます。
投資の四つの秘訣
1.経費に注目
投資にかかる経費を必要最低限に抑えることは、長期的にみて平均以上の収益を上げる為に最も確実な方法。その為には販売手数料を課すファンドを避け手数料無料のファンドを選ぶこと。
長期投資で大切な一丁目一番地ですね。
折角の利周りは経費分を差し引かなければいけないし、マイナス運用であれば更にマイナス幅か広がります。
経費率1%前後は高いと考えてよいです。
そうなってくるとネットでのみ購入可能な投資信託の一択になります。
2.広く分散させる
未来を予測したり思いを馳せることは大切だし、わくわくするので好きです。
しかし投資方針として考えた場合はあてはまりません。
先のことは良くわからないものということ前提にして、現在の事を考えればおのずとリスク分散ができて着実性が増します。
未来の事を過度に謳った投資商品は怪しいですよ。
3.慎重に配分する
私でいえば40代なので債権比率は30%台になります。
現在の私の債権比率は5%以下なのでかなりチャレンジングかもしれません。
しかし私にとってみれば心地良い比率です。
例え大きく下がっても現金化する必要ない範囲で投資しているので株式比率のアクセルを目一杯踏んだほうが今は心地よく緩めるのは、5年以上は先の予定です。
4.振り回されない
投資家は感情に振り回されて株が最高値にあるときに興奮して飛びつき、低値にあるときに嫌気がさして手放すもの。これは常識から考えたこととは真逆の行動。
確かにそうです。投資は孤独な一人旅でどこまで行っても自己責任の世界。
どこまで冷静沈着になれるのかが肝要ですし、永遠の課題でもあります。
その他
ここに書いてある【VTSAX】【VBTLX】は米国投資信託で、日本では買えませんね。
しかし、米国株全体の投資信託はたくさんあります。【VTI】や【VOO】に連動した投資信託を買えば4つの秘訣を実践することができます。
私は米国株については、身近でなかったりビジネスの内容があまり理解できない企業には、投資妙味があったとしても投資対象にはしません。
シンプルに自分が理解できて、未来が明るくいできる企業に投資しますし、この投資方針は今後も変わりません。
そしてポートフォリオの半分以上は米国インディックスで占めてますので、故ボーグルさんの4つの秘訣の内容からはずれていないです。
このままひたすらにほったっらかしの長期投資の旅に出て行けばよいのだと認識してます。
バンガード社のロゴが舟なのは長期航海を意味しているのかな。