映画

アップルの映画を観れば観るほど、日本経済の行く末が心配になる。

投稿日:2019-04-22 更新日:

アマゾンプライムでアップルの創業者スティーブジョブズの映画を観ました。

PS4経由でアマゾンプライムにアクセスして200円程で視聴しました。

映画館に行く手間も省けレンタルビデオ屋に行く時間も節約できて、自宅のテレビでコーラとスナックをほうばりながら映画を堪能しました。

家にネット環境があればほとんど外出しなりめちゃべんりです。

アマゾン、アップル、そしてネット環境。生活や娯楽を一変させたと思います。

映画の内容は、スティーブジョブズの生い立ちを学生の頃からアップルを退任してCEOに返り咲くまでがざっくりと描かれている感じでした。

アップルの創業者の名前は知っているけど生い立ちをあまり知らない人にとってはとてもシンプルで分かり易く描かれてます。

アート好きなジョブスらしく随所に美しい映像が挿入されているのが印象的でした。

映画の後半は、経営サイド側と内容が多かったです。株価や株主のこと自身の退任劇の話が主でした。

 

この映画から感じるショブズ像は、社会の中で常に孤立している姿です。

 

ベンチャー企業から米国時価総額一位にまでなったので映画化されていますが、同じように起業している人たちはごまんといるはずです。

 

フェイスブックもそうですが、世界を席巻するベンチャー企業が時価総額の上位にいること自体が米国一強の資本主義をなによりも物語っていると思います。

映画の中で

 

クレイジーな人。

 

はみ出し者。

 

反逆児。

 

問題児。

 

場違いだと感じる人。

 

物の見方が違う人。

 

規制にとらわれない人。

を称賛する場面があります。

 

この企業文化は日本と決定的に異なる部分だと思いました。

日本の主要企業でこの文化を色濃く反映させている会社を私は知りません。

 

今後もITの先進的なことは米国がリードしていくんだろうなと思います。

 

その次は中国かな。中国は国を挙げてシャカリキにIT分野で覇権を目論んでいますので人とカネの力で米国と争うのだ思います。

 

結果として世界の人たちに画期的なサービスの恩恵があるので、覇権争いは全く悪い事ではありません。

 

問題は日本がこのIT分野ではトップランナーにならないんだろうなという危惧感がこの映画を観て強く思ったことでした。

 

米国と中国から周回遅れにはならないまでも、肩を並べて競うことがITを中心とした経済分野ではなさそうです。

 

この映画を観て、日本経済の行く末はどうなってしまうんだろうと不安になりました。

 

以前のような経済大国ニッポンの将来はまったく想像がつきません。米国や中国に周回遅れにならないように頑張って走っている姿なら想像できます。

あと観光立国としての日本であれば想像できますね。

広島に居ても年々観光客は増えているなと駅や観光地にいくと実感できますから。

日本のおもてなし精神は世界一だと思いますし、観光資源で経済を保つ姿ならアリエルと思います。

 

株式投資の分野でも、NYダウは市場最高値まであと1%程度ところまで来てます。

 

しかし日経平均は未だバブル最高値までには程遠いですし、昨年の最高値からも未だマイナス12%の低飛行となっています。

 

株価上昇率は米国との差は今後開くばかりでしょうね。

 

マイポートフォリオの日本株への投資比率を益々押し下げいくきっかけになる映画といえます。

 

日本の創業者を題材とした映画が最近無いですね。トヨタ、ホンダ、松下あたりが思い浮かびますが皆さん、昭和以前の人たちばかり。

残念ですがジョブズのような世界に記憶される創業者は、しばらく日本では出てこない気がします。。

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