ウエルスナビがCMを流していることは知ってました。
ネット上のCMだけと思っていたのですが、昨日のゴールデンタイムに広島圏のCMにまで進取して流れており初めてTVで観ました。
本当に残念の一言です。良い投資信託の商品はCMなんか打たないで、信託報酬にフォーカスしまてす。
良い投資信託の第一条件はパフォーマンスが良いかにかかっていると思います。
その次に来るのは信託報酬(手数料)の安さになると思います。
ウエルスナビは信託報酬が1%と高いです。海外のETFを主に組んだポートフォリオなので為替手数料や、売買時の手数料増額や解約にかかるコストはゼロなのは良い点と思っていますが、それでも1%は高いです。
ウエルスナビのユーザーからしてみれば、CMにかけるコストがあるなら手数料の見直しをしてほしいです。
ウエルスナビのHPで運用開始2年2か月で純資産1000億突破という記事がありました。スケールメリットが効いているのであれば一層信託報酬の見直しにに目を向けてくれないでしょうか?
楽天VTIは隠れコストも含めても手数料は0.3%に届きまません。運用期間は1年足らずですが純資産は250億円となかなか好調です。
ウエルスナビも楽天EFTちらもほったらかしという意味で良い商品だと思ってます。
がウエルスナビは以下のような付加価値をつけています
とあります。
別にノーベル賞を取った理論が未来の利益を保証してくれる訳ではありませんし、メイン投資はVTIなんだからVTIの値動きに単純に注目していれば良いだけです。
VTIの組み入れ銘柄を実際に分散運用しているバンガード社です。
ウエルスナビが個別株でポートフォリオを組んで、それがノーベル賞の理論云々でファンドを設立しているのならとても興味深いですし、1%の手数料も高くないと思います。
しかし
単純に世界に分散しているETFを購入して(メインは米国FTF)ポートフォリオにしているに過ぎませんウエルスナビさんは。
ノーベル賞をとった理論の前面にだしたうたい文句も、なんか釈然としません。
お上や権威に弱い日本人の特性をうまく狙っているなぁと思います。
ノーベルでもビットコインのナカモトでもどなたでも良いです、顧客の資金を運用して適切なリターンを安い手数料でもたらしてくれさえいれば。
不要な付加価値をつけすぎです、ウエルスナビさんは。すでに分散したETFを購入しているだけなんですから。
その分散しきったETFをさらに分散させているのがウエルスナビさんです。そこにノーベル賞受賞理論が使われています。
パフォーマンスも楽天VTIの方が現時点で良いです。ユーザーの方もちょっと考えれば安くて質の良い商品に自ずと目がくはずです。
ウエルスナビは様々な付加価値をつけて分か本当の質を分かり難くさせていると感じてます。
私はウエルスナビに100万近くを運用していたので、自分の感じたことをあけすけに書かせてもらいました。
CMなんかしないで信託報酬や優良な個別株を探すことにコストをかけて欲しいです。
現在、ドルコスト平均法の売却方法でウエルスナビの解約を継続してます。
投資をまったく知らない初心者には良い商品かもしれません。