先日、おすすめ本で紹介した
【投資で大切な20の教え】
の中に、サラリーマン生活でも活かせるような内容があったので紹介したいと思います。
本の中で投資行動を左右する心理行動に【嫉妬】があるとし、他人と比べることによってそれは増大し、人間の性のなかでも特に有害だとの趣旨が書いてあります。
これを読んだ時、なんかサラリーマン生活でも同じようなことがあるなと思いました。
私の仕事は機械エンジニアですが、仕事内容そのものにはあまり不満はなく、自分の役割の中で、周りとも連携をとりながら満足とは行かないまでもある程度充実したサラリーマン生活を送っていけていると感じてます。
しかし、時折心をかき乱されることがあります。
それが嫉妬です。
原因は他人からの評価に対する不満です。
同僚達との評価に差を感じた場合、心が乱れます。
とくに昇進等が自分の身近にであった場合は強烈に他人と自分を比べてしまい、評価に不満をもってしまいます。
そもそも昇進についての明確で客観的な基準がない職場です。
人間関係・好き嫌い・信頼度合いによってある程度人選され決まっていくものだと思っており、自分自身でコントロールできないどうしようのないものだと認識しています。
なので、自分の役割や仕事内容そのものに満足できるよう日々過ごしていますが、他人の昇進があった時は嫉妬を感じてしまいます。
本の中には、
他人が自分より儲けているのをみて、じっとはしていられなくなりみじめな気持ちになるものだ。
とあり
まさに他人の昇進をみてみじめな気持ちになってしまう自分自身そのものだと感じました。
このような、心の乱れにどう対処したら良いのか。
私の答えは素直に感情を受け入れることです。
良いことも悪いことも、その心の浮き沈みを素直に受け入れ、決して無視しないことです。
そうして素直に受け入れていくと、だんだん心が穏やかになり、冷静に客観的に自分を見つめ直すことができます。
自分の願望はお金持ちになることでもなく、昇進してサラリーマンのステータスをあげることでもありません。
自分の人生をよりよいものにしていきたいんです。
結果としてお金や昇進がついてくるかもしれませんが、目的にならないようにしたいです。
心豊かになる手段として、投資や仕事に向き合っていきたいです。
他人と比較する生き方は、投資でも仕事でも心豊かにはならないでしょう。
繰り返しますが、
他人との比較は有害な感情を生む原因になります。
【強欲・恐怖・嫉妬・自己欺瞞】
このような心模様が、投資や仕事をする中で自分の心に現れたときは要注意です。
心豊かで色どり溢れる人生になるよう、投資とサラリーマンの生活を続けていきます。