ジュニアNISAの残り投資枠に、優待銘柄を選びました。
優待利回りが場合によって10%以上にもなりえるヤマダ電機【9831】です。
日本の家電業界はここ数年横ばいを推移しており決して右肩上がりの産業ではないと感じていますので、キャピタルゲインは望めない予測です。
しかし、ヤマダ電機株の魅力は優待利回りの高さでしょう。
単元株の100株が一番効率がよく、2年以上の保有で優待利回りが12%付近にもなります。
優待券は有難く使用するつもりです。近所に大型店があり、日用品も売っているので、大きな価格の家電を買わなくても日用品で消費できるのでお得と判断しました。
ここ最近の家電の買い方としては、まず個人がネットで最安値を調べてネット経由で購入することが主流になっているのではないでしょうか。
店頭販売が縮小していくとは思いますが、決して無くなることはないでしょう。
現物を見て使って店員と対面しながら販売するこれまでの方法は決しなくなることはないと思います。
私の家のテレビはちょうど1年前に、近所のヤマダ電機で買いました。
それまでブラウン管テレビを粘って使っていたのですが徐々に画面が暗くなってしまうため寿命と判断し、買い替えを検討していました。
当然ながらネットで仕様をチェックし、費用対効果の高いものをいくつか候補にあげネット注文する予定でした。
ネット注文は便利ですが、いくつかのデメリットもあります。
まず、送料がかかります。40型以上なら3000円前後でしょうか。
無料にはなりません。
また、保証期間がメーカー保証しか付かない場合がほとんどで、付いたとしても有料です。
そして何より、パソコンやスマホ画像でしか判断できない為、実際の品質を実感することができません。
せいぜい口コミや他人の評価を読む程度になります。
その点、店頭販売では上記のすべてが解消されます。
店頭に行く交通費はかかりますが、車で行けばそのまま商品を持ち帰れますし他の用事も兼ねればたいした出費ではありません。
また、家電量販店で購入すれば、TV等の高額商品は店独自の保険がついていてお得な期間で保証されます。
そしてなによりも店頭では実際に見れて触れて使用することができます。
心配事や疑問点はお店のスタッフの方が親切に説明してくれます。
ネットで最安値を知ることが個人で簡単にできますので、どうしても店頭価格とのギャップが店頭で買う悪材料になりますが、そこはお店側も織り込み済で、スマホ片手にネット上の最安値を調べて、さらにお得な条件を提示してくれます。
スタッフの方も必死なので、わりと簡単にネット最安値まで交渉できますし、それ以上の値引きも可能です。
私がテレビを買った際のスタッフさんは何度も店の裏側に行って上司と確認をとってネット価格よりもお得な値段を提示して交渉してくれました。
一連の交渉を通じて、店頭で買うつもりが無かった私でしたが、単純にスタッフの方の熱意と誠意に負けてしまい、結果的に衝動買いになりました。
感情で買い物をしてしまった結果ですが、全く後悔がない良い買い物だっとだと思ってます。
おおげさですが、人とのコミュニケーションを直接感じながら購入することにメリットを感じることもあるので、決して店頭販売が無くなることは無いでしょう。
最近では、蔦屋家電のようにあたかも自分の家の中にいるような快適でくつろげる空間と時間を提供して商品を売るスタイルもありますので、ネット販売に淘汰されることはないと思います。
ネット販売が主流だからこそ、店頭販売の良さを改めて経験できました。
株価に戻りますが
冒頭のヤマダ電機も、右肩上がりとはいかなくても堅調な成長は続けるとおもいます。
なんせ売り上げは業界トップですし、ネット販売、店頭販売、その他新規事業を模索しバランスを取りながら生き残ってくれるでしょう。
スマホやパソコン画面で商品を決めるのは、ベストな選択肢なのか考えさせられます。せいぜい情報収集程度にとどめた方がよいのではと思います。
外出がてら店頭に足を運び品定めしながら、お店の人としゃべって商品を決める温もりを感じる購入方法は今後も不滅です。
なのでヤマダ電機も不滅でしょう。